| 引っ越し前にやるべきこと
引っ越しするときには新居を探すのはもちろんですが、引っ越し先が見つかれば退去の手続きをしなければいけません。賃貸住宅の手続きもありますし、役所での手続きもあります。期限が決まっている場合もありますので注意してください。次の5段階に分けて書きたいと思います。
1 すぐにやるべきこと
2 1か月前までにやるべきこと
3 数日前までにやるべきこと
4 前日までにやるべきこと
5 当日にやるべきこと
| すぐにやるべきこと
新居の契約のときには入居日や家賃等の支払方法などが決まります。入居日が決まったら、いま住んでいる賃貸住宅の解約の日を確認してください。契約書に書いてあります。1か月前までに“解約予告”をする場合が多いようです。
1か月前までであれば、少し余裕をもって退去日を貸主さんや管理会社へ連絡してください。退去時に家賃の日割計算はされないことがありますので、月末に退去するようにするとお得かもしれません。新居は日割計算されることが多いように思います。
| 1か月前までにやるべきこと
貸主さんや管理会社へ退去予定日を伝えると“退去届”を受け取って記入します。引っ越し先の住所や家賃等の清算する口座を書く欄があるかもしれません。漏れなく記載するようにしてください。
もしどのように書けばよいか分からない場合は、貸主さんや管理会社に尋ねてください。
| 数日前までにやるべきこと
引っ越しの1~2週間前からやることが増えて忙しくなります。
1 電気・水道・ガスの連絡
家主さんや管理会社へ連絡して電気・水道・ガスなどの清算をしてもらいます。
2 電話・新聞などの連絡
電話会社や新聞配達店に引っ越しの連絡をして清算をしてもらいます。
3 掃除
屋外に置かれているものも忘れずに片付けてください。簡単な掃除をしておくと立ち合いのときによい印象を与えるかもしれません。引っ越しの荷物もまとめておきましょう。
4 郵便物の転送届
郵便局で郵便物を転送してもらう手続きをします。
5 家賃振込口座の解約など
家賃を口座振込にしていてそれにしか利用しておらず、今後は利用する予定がない場合には、金融機関で口座の解約手続きをします。通帳と印鑑を忘れずに持参してください。
6 ご近所への挨拶
引っ越しをする場合にはご近所さんに迷惑をかけるかもしれませんので、両隣には引っ越しの挨拶をしておきましょう。
| 前日までにやるべきこと
役所に転出届を提出します。転出証明書をもらえますので、引っ越した後14日以内に引っ越し先の役所に転入届と一緒に提出します。
| 当日にやるべきこと
家主さんや管理会社の担当者と退去の立ち合いをします。引っ越し業者が荷物を搬出した後に部屋の状況を確認します。このときに汚れや傷などの確認がありますので、入居時からあった傷なのか自分でつけた傷なのかを確認してください。原状回復の費用に係ってきますのでしっかりと伝えてください。原状回復の内容を書面にしたものにサインを書いて押印します
全てが終わったら家主さんや管理会社に鍵を返却します。合鍵を作っている場合にはそれも返却します。本数を間違えないようにすべて返却してください。
| まとめ
1 新居を契約したらいまの部屋の解約手続きを!
2 引っ越しの予定は時間に余裕をもって手続きを!
3 役所への転出届を忘れずに!
4 当日の立ち合いではしっかりと確認を!