| 先端設備等導入計画の進捗
平成30年5月31日の記事“補助金の加点事由が変わります!”でお伝えいたしました“先端設備等導入計画”の続報を書きたいと思います。
先端設備等導入計画の関連法が平成30年6月6日に施行されました。先端設備等導入計画が認定されますと固定資産税が減免されます。市区町村ごとに異なりますが、0~1/2になります。詳しくは“補助金の加点事由が変わります!”をご覧ください。
平成30年6月8日までに門真市と寝屋川市に進捗具合を問い合わせました。以下、門真市と寝屋川市の様子をお知らせします。
| 門真市の場合
門真市では、6月の議会で条例案が審議中です。内容については詳しく教えてもらえませんでしたが、問題なく条例案は通過する予定で順調にいけば7月中に申請の受付が開始されるかもしれません。現在は導入促進基本計画を策定中です。
気になる固定資産税の減免ですが、3年間“0”になる予定です。対象地域や先端設備の種類などがどうなるかは審議の結果次第になるとのことでした。条例が成立し、導入促進基本計画が出来上がりますと、経済産業大臣と協議をして同意を得たのち、門真市のサイトに情報が載せられます。時期は7月以降になるようです。
| 寝屋川市の場合
寝屋川市でも、6月の議会で条例改正案が審議中です。国の基準と同様で、8月の市報に案内を掲載する予定だそうです。こちらも問題なく通過すれば7月中には申請の受付が開始されるかもしれません。サイトへの掲載は7月以降のようです。
固定資産税の減免は3年間“0”になる予定です。市では10件程度の認定を想定しているようです。経営力向上計画の認定数と比較してかなり少ないように感じましたので、思わず“え!?10件ですか?少なくないですか?”と口走ってしまいました。10件という数字はあくまで想定であって多いのか少ないのかは判断できないそうです。想定よりも大幅に固定資産税の歳入が減って財政の健全性が損なわれないか心配です。
| まとめ
1 先端設備等導入計画の関連法が施行!
2 門真市では条例案を審議中、導入促進基本計画は策定中!
3 寝屋川市では条例案を審議中で8月の市報に掲載予定!