府立高校がなくなる!?

| 学校再編の加速

 

大阪府では15歳人口の減少に伴って府立高校の再編が進んでいます。能勢高校が豊中高校の分校になったり、普通科が総合学科になったりする再編もありますが、大きく変わるのは統廃合される学校です。大阪府の統廃合の計画では、大正高校と泉尾高校が大正白稜高校(仮称)になり、西淀川高校と北淀高校が淀川清流高校(仮称)になります。

2014年に学区が撤廃されて3年が経ちますが、通学に便利な区域は限られていますので、高校進学を控えたお子さんがいて、新たに新居の購入をお考えの方は注意が必要です。

 

 

| 大正白稜高校(仮称)の特徴

 

2018年度に統合され、現泉尾高校(大阪市大正区)の校舎を使います。

普通科から総合学科に変わり、多くの選択科目から授業を選ぶことができるようになります。総合学科をおく高校は現在今宮高校や咲くやこの花高校など14校ありますが、学校ごとに特色が異なります。たとえば、今宮高校のような進学重視の学校もあれば、咲くやこの花高校のようなロボット工学を学べる学校まであります。

大正白稜高校(仮称)の特色は何といっても演劇やWEBデザインが学べる点でしょう。進学だけでなく就職にも力をいれるようです。

旧高等女学校の流れをくむ“泉尾”高校という伝統的な名前がなくなってしまうのは残念ですが、特色のある学校として人気が出るといいですね。

守口市、門真市からは「京橋」駅で地下鉄鶴見緑地線または大阪環状線に乗り換えて「大正」駅下車、徒歩20分です。大阪市の大阪湾に近いところですので、通学には少し遠いでしょうか。

大正白稜高校(仮称)の紹介ページ(外部リンク)

 

| 淀川清流高校(仮称)の特徴

 

2018年度に統合され、現北淀高校(大阪市東淀川区)の校舎を使います。

大正白稜高校と同じく普通科から総合学科に変わりますが、エンパワメントスクールという分類になります。エンパワメントスクールは1コマの授業時間を30分に短縮し、勉強の苦手な生徒も集中して授業を受けられるように工夫されています。授業時間が短い分だけ授業の数は増えますが、全体の授業時間は他の府立高校と同じです。現在では、箕面東高校や布施北高校など5校がエンパワメントスクールに指定されています。

淀川清流高校(仮称)の特色は北淀高校から受け継ぐ国際教育にあります。国際的な考え方を身に着けたい生徒には魅力的な学校です。

守口市、門真市からは地下鉄今里筋線に乗って「だいどう豊里」駅下車、徒歩14分になります。通学圏ですね。

淀川清流高校(仮称)の紹介ページ(外部リンク)

 

 

| まとめ

 

1 府立高校4校が統廃合で2校へ!

2 大正白稜高校(仮称)はWEBデザインなどを学べる!

3 淀川清流高校(仮称)は国際教育に力を入れている!

 

 

台風18号が近畿に接近しています。台風の通過が予想される地域の方は十分に注意してください。私は社長の恩情に甘えて電車が止まる前にそそくさと帰宅します。みなさんもお気をつけて!



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