| 設備の導入で固定資産税が0に!
“設備の更新はちょっと待って!”の記事では、門真市と寝屋川市の動向をお伝えいたしました。先端設備等導入計画の関連法成立後、各市の進捗具合を続報として書きたいと思います。
先端設備等導入計画が市区町村に認定されますと、固定資産税が0~1/2になります。京阪沿線の守口市、門真市、寝屋川市の3市では3年間固定資産税ゼロで話が進んでいます。
以下、守口市、門真市、寝屋川市の各市の様子を見てみましょう。
| 守口市の場合
守口市では6月の議会で条例案が審議中です。市の作成する基本計画は国からの同意を得られています。今週中にも守口市のサイトに情報がアップされる予定です。そのあとに申請を受け付けるとのことです。
受付窓口は“地域振興課”です。市庁舎の南エリア5階です。以前は北エリアの3階でしたが、変更になりましたのでご注意ください。
固定資産税の減免は3年間“0”になる予定です。年間20件程度の申請を想定しています。ものづくり補助金や経営力向上計画の申請数を基に算出したそうです。
◯ 条例案審議中
◯ 市作成の基本計画は国からの同意あり
◯ 平成30年6月15日頃までに守口市のサイトで情報掲載予定
◯ 受付窓口:地域振興課(市庁舎南エリア5階)
◯ 固定資産税:3年間ゼロ予定
◯ 申請数:年間20件程度の見込み
| 門真市の場合
門真市でも6月の議会で条例案が審議中です。市の作成する基本計画は国からの同意を得られています。明日か明後日には門真市のサイトに情報がアップされる予定です。申請受付はそのあとになります。
受付窓口は“産業振興課”です。市庁舎別館の2階にあります。別館は住民票や戸籍などの写しの交付をしているところです。庁舎に入って左手のエレベーターで2階に上がってください。
固定資産税の減免は3年間“0”になる予定です。年間40件程度の申請を想定しています。守口市や寝屋川市に比べてかなり数が多く、相当力を入れていることがうかがえます。
◯ 条例案審議中
◯ 市作成の基本計画は国からの同意あり
◯ 平成30年6月14日頃までに門真市のサイトで情報掲載予定
◯ 受付窓口:産業振興課(市庁舎別館2階)
◯ 固定資産税:3年間ゼロ予定
◯ 申請数:年間40件程度の見込み
| 寝屋川市の場合
寝屋川市でも6月の議会で条例改正案が審議中です。市の作成する基本計画はまだ国からの同意を得られていません。同意はまだですが、事前の折衝で承認を得られているようです。7月初旬には寝屋川市のサイトに情報がアップされる予定です。申請受付はそのあとになります。
受付窓口は市庁舎ではなく“産業振興センター”の1階正面の受付カウンターです。寝屋川市駅前の寝屋川を超えてパチンコ屋の隣にあります。駐輪場がありますので自転車での訪問も大丈夫です。
固定資産税の減免は3年間“0”になる予定です。年間10~15件程度の申請を想定しています。寝屋川市は申請の想定数にかなり悩んでいるようで、担当者から守口市や門真市の申請想定数を尋ねられました。寝屋川市内の中小企業さんは補助金などの申請をあまりされていないようですね。
◯ 条例案審議中
◯ 市作成の基本計画は事前折衝で承認あり
◯ 平成30年7月初旬頃までに寝屋川市のサイトで情報掲載予定
◯ 受付窓口:産業振興センター
◯ 固定資産税:3年間ゼロ予定
◯ 申請数:年間10~15件の見込み
| まとめ
1 守口市と門真市は国から基本計画の同意あり!
2 門真市は3年間の申請総定数は100件以上!
3 寝屋川市の申請窓口は“産業振興センター”!