フラット35が新しくなりました!

| フラット35って?

 

フラット35は、住宅金融支援機構と金融機関が提携して提供する住宅ローンです。他の住宅ローンと比較してメリットはいくつかありますが、特にお勧めするポイントは2つあります。

1 固定金利

今は空前の低金利時代です。“マイナス金利”などといわれてますものね。今後の市場金利は上昇することはあっても低下する可能性は低いでしょう。変動金利は見た目安いですが、将来市場金利が上昇すると借入の金利も上昇します。いくらになるかは誰にもわかりません。その点、低金利時代に固定金利で借りるとずっと低い金利のまま。すばらしいですね。ですから、今なら“固定金利”がおすすめなのです。

2 保証料0円、繰上返済手数料0円

住宅ローンを借りると一般的に保証料が必要です。保証料は、万が一返済できなくなった時に住宅ローンを肩代わりしてくれる保証会社に支払うお金です。金融機関は、保証会社が借入金額を保証してくれるから、住宅購入費用を貸してくれるんですね。メガバンクはだいたい関連会社の保証会社を使います。信金などの小さな金融機関は信用保証協会を使っていたりします。

また、繰上返済をする場合には手数料が必要になることがあります。一般的に借入金の一部を繰上返済するときの手数料は無料ですが、借り換えなどで全額繰上返済をするときには数万円の費用がかかります。ところが、フラット35では繰上返済手数料が一切必要ありません。ただし、一部繰上返済の場合は100万円以上の繰上返済でないといけません。インターネットサービス「住・My Note」を使うと10万円以上の繰上返済が可能です。

住宅ローンの重い負担を少しでも軽くするためにもフラット35はおすすめです。

家の上にローン(借金・利子)を表した大きな分銅がのしかかっているイラスト

 

 

| フラット35の変わったところ

 

平成29年9月までは、フラット35で住宅ローンを組む場合“団体信用生命保険”の加入は任意でした。“団体信用生命保険”(団信)は、加入者が死亡などした場合に住宅ローンの返済が不要になる生命保険です。加入者が死亡などしたときに支払われる保険金を住宅ローンにあてることで返済が不要になります。

住宅ローンは長期の借入ですから、将来の返済の不安を軽減するために、特に団信が必要でない方以外は加入しておくことをおすすめしてきました。

平成29年10月からはこの団信への加入が必須になりました。強制加入です。今までは加入する方だけが負担してきた生命保険料を金利に上乗せしています。

例として、弊社で利用している全宅住宅ローンの金利を比べてみましょう。条件はフラット35の金利Aタイプ(融資手数料:融資額×2%)、融資額は9割以内、返済期間を21年~35年とします。

9月の金利:1.080%

10月の金利:1.360%

単純にこれだけを見ると0.28%も高くなっています。3000万円を借りたとすると、返済額は月々85,809円から月々89,812円に増えます。月々の返済額が約4000円アップです。35年間の支払利息を計算すると約600万円から約772万円になります。なんと35年間で約170万円も増えました。

そこで、団信の保険料はいくらなのか、同じ条件で住宅金融支援機構のサイトでシミュレーションしてみますと、団信の保険料の目安は約201万円でした。支払利息は9月と比べて約170万円増えましたが、実際には約201万円の保険に入れています。9月以前に団信に入るよりも、加入が必須になった10月以降の方がお得ですね。

 

 

| まとめ

 

1 フラット35をおすすめする理由は2つ!

2 団信への加入が必須になりました!



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