多くの人にとって一生に一度あるかないかという不動産売買。わからないことだらけですよね。いろいろなサイトで必要書類や必要金額などが書かれていますが、当ブログでも書こうと思い立ちました。
今回は不動産の売買で必要になるものを書きます。
| 売主が準備するもの
売主さんが準備するものは意外にたくさんあります。仲介する不動産屋によって必要なものが変わってくることがありますが、大阪で一般的に準備するものを挙げます。
1 実印
認印でもよい不動産屋もあります。
2 印鑑証明
実印を準備するときには印鑑証明も必要になります。3か月以内に取得したものが必要です。
3 収入印紙
契約書に貼ります。売却価格によって収入印紙の額は変わります。2021年5月現在では、新築一戸建てなら1万円くらいです。中古住宅なら5,000円~10,000円になると思います。契約書はコピーでよいとする場合には、収入印紙は不要です。
4 本人確認書類
運転免許証、マイナンバーカードなど公的機関が発行した写真付きのものが必要です。写真がない場合には、住民票が必要になることもあります。
5 登記済証または登記識別情報
権利移転登記に必要です。
6 仲介手数料
契約時に半金、決済時に半金が多いかと思いますが、中には決済時に全額という不動産業者もあるようです。
7 固定資産税納税通知書
買主さんに渡します。
8 代理人が出席する場合
(1)本人の委任状(本人の自署と実印を押印)
(2)本人の印鑑証明書(3か月以内)
(3)代理人の印鑑証明書(3か月以内)
(4)売主の本人確認書類の写し
(5)代理人の本人確認書類
本人確認書類ですが、法人の場合には商業登記簿謄本(登記事項証明書)や印鑑証明書などが必要になります。
| 買主が準備するもの
買主さんが準備するものも多くあります。売主さんの場合と同じく、仲介する不動産屋によって必要なものが変わってくる可能性があります。
1 実印
認印でもよい不動産屋もあります。移転登記をするときに印鑑証明が必要になることがありますので、その場合には実印と併せて印鑑証明を準備するとよいと思います。
2 印鑑証明
売主さんと同じく、実印を準備するときには印鑑証明も必要になります。住宅ローンを組む場合には必ず実印と印鑑証明が必要です。3か月以内のものを準備します。
3 収入印紙
契約書に貼ります。売主さんと同じですが、買主さんの場合にはコピーで済ますことはないと思いますので、必ず準備することになります。
4 本人確認書類
売主さんと同じです。運転免許証やマイナンバーカードなどの写真付きのものが必要です。
5 住民票
移転登記のときに必要になることがあります。必要かどうかは不動産屋に尋ねてください。
6 仲介手数料
契約時に半金、決済時に半金が多いかと思いますが、中には決済時に全額という不動産業者もあるようです。
| まとめ
1 売主さんは登記識別情報が必要!
2 買主さんは収入印紙が必要!
3 印鑑証明や住民票については不動産屋に尋ねて!