【一時支援金】申請時の注意点【必要書類】

一時支援金の申請について、事前確認をした依頼者から質問を受けることがあります。◯◯はどんな書類ならいいの?◯◯はこれで大丈夫?などざっくりとした質問が多いです。

そこで、今回は一時支援金の申請で必要な書類の分かりにくい点について書きたいと思います。

 

 

| 一時支援金のよくある質問

 

一時支援金のサイトには、よくある質問としてQ&Aが載っています。まずはそちらを参考にされるのがベストです。何といっても事務局が書いているQ&Aですから、まず間違いはありません。

一時支援金のQ&Aはこちらです。

さて、さっそく疑問点を解消していきましょう。よくある疑問5つです。

1 売上台帳はどんな書類が必要?手書きでもいい?

売上台帳に記載されていなければいけないことは5つあります。

(1)年月日

(2)商品・サービス名

(3)販売先(個人客の場合は不要)

(4)取引金額(日ごとの売上合計でも可)

(5)合計金額(月ごとの売上合計金額)

これらの中で特に注意するべきなのは、売上台帳の“年”です。“月日”だけが書かれていて“年”が抜けていることがあります。欄外でも構いませんので“2019年”とか“2020年”と書いておいてください。これらが記入されていれば“売上台帳”という名前の書類でなくてもOKです。

また、月ごとの売上合計金額はマーカーや色鉛筆などで下線を引くなど、目立つように印をつけておいてください。

フォーマット(形式)の決まりはありませんので、パソコンの経理ソフトから印刷してもいいですし手書きのノートのコピーでも構いません。

2 開業届って出してないけど必要?

2019年1月~2020年12月の間で開業をされた個人事業者は、開業届か事業開始等申告書を提出する必要があります。もし開業届などがない場合には、公的機関が発行した書類で、開業日、所在地、代表者、業種、書類提出日が記載されているものでも代替が可能です。たとえば、飲食店でしたら保健所からもらう営業許可証で代替が可能です。

3 申請はスマホでもできる?PCが必要?

申請は基本的にスマートホンに対応していません。いずれ対応するかと思われます。ただし、多くの方はスマホで仮登録をされていますし、実際にiPhoneその他のスマホから申請をされた方もいらっしゃるようです。一時支援金の推奨環境は次のようになっています。

(1)Windows(パソコン)

・Google Chrome(ブラウザ)の最新の安定バージョン

・Microsoft edge(ブラウザ)の最新バージョン

(2)macOS(パソコン)

・Google Chrome(ブラウザ)の最新の安定バージョン

(3)(今後対応予定)Android

(4)(今後対応予定)iOS

パソコンを持っていない方は、申請サポート会場で申請をするか、知り合いに代行をしてもらうか、行政書士に依頼をするかしてください。申請サポート会場で申請をする場合には予約が必要です。電話での予約も可能です。

・一時支援金事務局のコールセンター:0120-211-240

申請サポート会場の予約サイトはこちら

申請サポート会場全般に関するサイトはこちら

4 申請にはどんな書類が必要なの?

申請の時に必要な書類は次の5つです。

(1)2019年と2020年の確定申告書

(2)2021年の比較対象の月の売上台帳

(3)宣誓・同意書

(4)通帳(見開き1~2ページ目)

(5)本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)

5 申請する場合に書類はどうやって提出するの?

申請に必要な書類は、写真を添付したりpdfファイルにしたりして添付します。一番簡単な方法はスマホで写真を撮ることです。写真を撮るときには文字がぼけていないこと、斜めになっていないこと、暗くて文字が読めない状態ではないことなど注意すべき点がいくつかあります。明るくきれいで文字が読めたらOKです。

 

 

| まとめ

 

1 売上台帳は手書きでもOK!

2 スマホでの申請は推奨されていない!?

3 申請サポート会場での申請は予約必須!



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