近年は職場と住居が近く通勤時間のかからない場所に住み方が増えてきているようです。プライベートの時間を重視する風潮も関係ありそうですね。住居を選ぶときには、駅に近いマンションが主なターゲットになると思いますが、実際にどの駅の近くがマンションのストックが多いのでしょうか。
東京カンティが調査したマンションストック“密度”(近畿圏)を題材に職住近接の進み具合を見てみたいと思います。
| 職住近接が重視されるのは大都市中心部
“駅周辺1平方㎞=半径560mのマンションストック密度”を調査した東京カンティによると、2019年6月時点の近畿圏で密度が最も高い駅は京都の烏丸線の烏丸御池駅だったようです。1㎢あたりの物件数ランキングの上位5つを早速見てみましょう。
京都市営地下鉄烏丸線 烏丸御池駅
大阪メトロ谷町線 谷町六丁目駅
神戸市営西神・山手線 県庁前駅
JR神戸線 摂津本山駅
大阪メトロ長堀鶴見緑地線 松屋町駅
ちょっと予想外の結果ではないでしょうか。京都の烏丸御池が大阪市内と並んで上位に入っていますオフィスの多い谷町六丁目だけでなく神戸もランキングに入っています
大阪の上位5つを抜き出してみましょう。
大阪メトロ谷町線 谷町六丁目駅
大阪メトロ長堀鶴見緑地線 松屋町駅
大阪メトロ千日前線 西長堀駅
JR東西線 大阪天満宮駅
大阪メトロ堺筋線 南森町駅
西長堀駅は商業地ですね。大阪天満宮駅も商業地です。南森町駅はオフィス街です。住宅地は全く出てきません。商業地やオフィス街ばかりということは職住近接が相当程度進んでいるということなのでしょうね。
| ストック戸数では大きな違いが!
物件数では大阪市内の中心地が目立っています。では戸数ではどうでしょうか。物件数はマンションの数、戸数は空き部屋の数だと思ってください。
大阪メトロ堺筋線 天神橋筋六丁目駅
京阪中之島線 中之島駅
大阪メトロ千日前線 西長堀駅
大阪メトロ千日前線 阿波座駅
JR環状線 天満駅
ランキング上位が大阪ばかりになってしまいました。戸数のランキングになると大きなマンションの多い駅が有利になりますから大阪ばかりになってしまったのでしょう。続いて中津駅や谷町六丁目駅と上位の多くは大阪市内になりました。神戸のアイランドセンター駅や京都の烏丸御池駅も上位に入っています。
郊外に目を向けると、北大阪急行南北線(大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れ)の千里中央駅(豊中市)、JR東西線の御幣島駅(大阪市)、大阪メトロ御堂筋線の江坂駅(吹田市)がランキングに入っています。京阪沿線だと中之島駅以外に京阪本線の野江駅(大阪市)の名前があります。
職住近接の人気があるとは言っても、大阪では職場まで乗り換えなしで30分くらいなら“職住近接”の中に入るのでしょうね。
| まとめ
1 中心地でマンションが多いのは烏丸御池に谷町六丁目!
2 部屋を探すなら天神倍筋六丁目や中中之島!
3 30分の通勤時間なら職住近接!?