不動産の投資トラブルは増えてる?減ってる?

| 不動産投資のトラブルは増えてる?

 

最近はスルガ銀行の不正融資やレオパレスの施工不良のニュースなど不動産投資に関係したニュースが大々的に報じられています。このようなニュースを聞くと、不動産投資のトラブルは増えているんじゃないかと思われる方は多いと思います。私もそのように思っていました。

ところが、国民生活センターが2019年3月28日に発表した資料によりますと、不動産の投資に関する相談件数は2013年から5年連続で減り続けています。2013年と比べますと60%未満になっているのだそうです。意外に思いませんか?

ただ、20歳代からの相談件数は急増しています。2013年から5年連続で増えています。おおよそ2.5倍くらいになっているそうです。不動産投資は正しい知識があれば大きく失敗しないと言われていますが、20歳代の方は知識を得る前にトラブルに巻き込まれてしまうのでしょう。

 

 

| 不動産トラブルはセミナーから?

 

不動産の投資用のセミナーに一度でも参加すると、その後は勧誘の電話がドンドン鳴るとも言われています。不動産の投資用セミナーの参加費は高く設定されていて、それだけでも儲けが出ているのではないかと思いますが、実際にはもっと酷い内容のセミナーが行われることがあるようです。

お金に関する無料のセミナーに参加したら投資用のマンションの購入を薦められることもあるそうですよ。消費生活センターの資料では勧誘自体は悪いことだとはされていません。トラブルに発展しているのは、購入する意思がないのに無理やり契約をさせられた場合です。

高圧的に長期間拘束する、購入ができないような高額な物件を勧める、年収などで虚偽の申告を勧めるなど色々あります。セミナーの雰囲気に流されて少し無理をして購入した地方の不動産。修繕費用としてお金を注ぎ込んではみたものの空室状態が長く続いて結局損をしてでも売ってしまうようなケースもあるそうです。

クーリングオフが適用されないように事務所に呼び出して契約をすることもあり、かなり悪質な業者がいるようです。普通の業者はメリットやデメリットをきちんと伝えて、別途費用がかかることがある点も納得してもらってから販売します。

実際にトラブルに巻き込まれているのは20歳代が多くなってきていることから考えると、断りにくい雰囲気を作って無理にでも契約をさせるケースも増えてきているのではないでしょうか。一人では不動産投資のセミナーに参加しない方がいいかもしれませんね。

 

 

| まとめ

 

1 不動産の投資トラブルは減少傾向!

2 20歳代の投資トラブルは大幅に増加!

3 一人ではセミナーに参加しない方がいいかも!?



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