| 駅からは徒歩15分以内が約78%
駅からどのくらい離れていてもOKなのかを調査した結果が発表されました。調査をしたのはリニュアル仲介株式会社で2019年6月7日~11日にインターネットで実施されました。
結果を見ますと、年代で大きな差が出ています。全体では、~5分が約7%、5~7分が約15%、7~10分が約32%、10~15分が約23%、15~20分が約11%、バス便が約12%だったそうです。
以前は“駅近”と呼ばれた10分以内は約54%の方が許容範囲としています。半分以上の方が駅から徒歩10分以内を希望していますので人気があるのは頷けます。また、最近の“駅近”と言われている7分以内を許容範囲とする人は約22%です。10分まででしたらまだまだ“駅近”と言ってもいいのかもしれませんね。
| 年代別の特徴
年代別のクロス集計を見ますと、年代によって結果に大きな差がでていました。特に注目したいのは、次の3点です。
1 20代は駅近の利便性重視!
20代の方は利便性をかなり重視しているようです。徒歩10分以内が許容範囲とする人の割合が約67%となっていて、全世代でトップです。2/3の方が駅に近い物件を探しています。15~20分やバス便でもOKと答えた人はたったの約8%しかありませんでした。
2 30代は環境重視!?
30代の方は20代の方とは反対に、徒歩15~20分やバス便でもOKと答えた人が約29%もいます。20代の約3.5倍です。30代は子育て世代になりますから、小さなお子さんでも安心できる環境がある郊外を選択肢に入れているのでしょうか。
3 60代以上は駅近を希望!
60代の方は駅のすぐ近くの住宅を希望されています。徒歩5分以内と答えた人が約16%と全世代に比べて断トツで多くなっています。ちなみに、20代は約4%、30代・40代は約5%、50代は約7%ですから、60代以上の駅そば希望はかなり多いと言えますね。体力の衰えや体調の問題から駅のそばを希望するのでしょうか。
| まとめ
1 半数以上の人が駅から徒歩10分以内を希望!
2 30代は駅から遠くても環境重視!?
3 シニア世代は徒歩5分以内に住みたい!