| 違法駐輪対策が必要?
どこの駅前でも同じかもしれませんが、自転車の違法駐輪が多いのが駅前です。通勤・通学に駅を利用する人だけでなく、近隣の店舗のお客さんも違法な駐輪をしているようです。利用者はたくさんいるのに駐輪するスペースが少ないですので、ある程度は目をつぶるしかないのでしょうか。駅前の有料駐輪スペースを広げるにしても限界がありますし、いくら広げても違法駐輪はなくならないと思います。
一番効果があるのは、シルバー人材センターなどに依頼して監視員を常駐させることだと思います。駐輪しようとする人に注意をして回ることで、徐々に減っていくのではないでしょうか。たとえば、京阪の萱島駅には監視員がいることが多く、少しずつですが違法駐輪は減っています。同時に駐輪スペースも拡大されました。
よくあるのは、“ここに自転車を放置している場合には撤去します”という看板です。この看板の前に何台もの自転車が堂々と置かれていたりします。笑うに笑えない光景です。自転車の撤去はたまに行われるだけですから、撤去されない期間は自転車をとめてもいいと思われる可能性もあります。
その他の方法としては、違法駐輪をしている自転車と柵などの固定物をチェーンで動かせないようにすることです。チェーンのロックを解除する場合には、市役所などの担当課に連絡をして解除してもらうようにします。時間や手間がかかりますので違法駐輪は減るかもしれません。
| 寝屋川市駅前の違法駐輪
寝屋川市駅前は違法駐輪がものすごく多いところでした。とくに東口には多くの自転車がとめられていました。数年前から徐々に減っていましたが、2019年5月には新たに自転車置き場がオープンしたようです。
最初の60分は無料、駐輪から6時間で200円、以後60分ごとに200円という料金設定です。以前も似たような有料駐輪スペースがあったように思いますが、いつの間にかなくなっていました。
同じような試みをしているのが、京阪の門真市駅前です。ここも以前は違法駐輪が多い駅前でした。数年前にイズミヤの前に有料の駐輪スペースを設け、監視員を配置してからは違法駐輪がめっきりと減り、今では全く見かけません。バイク置き場もあります。
そもそも、違法駐輪をする人は“ちょっととめるだけ”という気持ちで悪いことをしているとは思っていないと思います。大阪市内の駅周辺の違法駐輪数は、2007年ごろには5万台もあったそうですが、2019年の2月には4000台まで減っています。駅周辺を駐輪禁止区域に指定し、放置している自転車は即時撤去しています。同時に有料の駐輪場を整備してきました。
違法駐輪をなくしたいのならば予算をかけて徹底的にやらなければいけないように思います。寝屋川市駅前の対策もうまくいくことを願っています。
| まとめ
1 駅前は違法な放置自転車でいっぱい!
2 駐輪場を増やして放置自転車の撤去を徹底すればいい!?
3 寝屋川市駅前に新しく有料駐輪スペースができました!