ご当地キャラは何位?

| ゆるキャラグランプリ2017

 

平成29年11月19日、ゆるキャラグランプリ2017の結果発表が行われました。今年で9年目なんですね。もっと最近始まったと思っていました。われらが守口市、門真市、寝屋川市のゆるキャラはどこまで健闘できたのでしょうか?

まずは、3市町村のゆるキャラをご紹介します。(ゆるキャラグランプリのコメント)

もり吉(守口市)

もり吉は、しば犬の男の子です。首には、家で採れたとっても長い守口大根を首に巻いています。また、お母さんの手作りポーチには、大好物の守口漬けが入っています。散歩が日課なので、見かけたら声をかけてね♪

ガラスケ(門真市)

僕は元祖招き猫、ガラスケ!笑顔で手招きをして、僕が住んでいる門真市に福を呼び込んでみんなを元気にしているよ。僕の肉球にタッチすると、いいことがあるかも!猫ブームにあやかって、みんな僕に会いに来てね~!

はちかづきちゃん(寝屋川市)

はちかづきちゃんは、寝屋川市の有名な民話「鉢かづき姫」をモチーフに、市の木「さくら」をデザインに入れた、寝屋川市のマスコットキャラクターです。

ここでも寝屋川市だけ異なる感覚の紹介文です。

 

 

| ご当地部門 結果発表!

 

では、結果発表に参りましょう。

ご当地キャラ部門

1位 うなりくん(80万5328pt、千葉県成田市)

2位 ちりゅっぴ(76万6359pt、愛知県知立市)

3位 トライくん(50万3846pt、大阪府東大阪市)

4位 こにゅうどうくん(49万7530pt、三重県四日市市)

5位 稲敷いなのすけ(31万7077pt、茨城県稲敷市)

101位 もり吉(8421位、大阪府守口市)

117位 はちかづきちゃん(6857pt、大阪府寝屋川市)

197位 ガラスケ(3239pt、大阪府門真市)

ぱっとしませんね。上位に食い込むにはあまりにも知名度がないのでしょうか。それでも参加キャラ数は1158体ですので健闘した方なのでしょうね。

3位の“トライくん”は去年144位ですし、“稲敷いなのすけ”は去年138位です。“もり吉”、“はちかづきちゃん”、“ガラスケ”とも来年は上位に入れるようアピールして欲しいです。市の知名度が上がれば地域も活気づきます。市役所の担当の方は“ひこにゃん”や“くまモン”を目指して頑張ってください。

 

 

| 企業・その他部門 結果発表!

 

企業・その他部門は企業の知名度で順位が決まってしまうのでしょうか。当事務所の所属している団体(宅建協会、行政書士会)はどうだったのでしょう。今年の結果はこうなりました。

企業・その他部門

1位 りそにゃ(115万606pt、りそなグループ)

2位 えがおん(102万3017pt、べラジオコーポレーション)

3位 にゃんまる(75万6515pt、マルハン)

4位 あわブタ(28万2263pt、イーグルスター)

5位 はぴ太ファミリー(25万2867pt、関西電力)

7位 ユキマサくん(19万5217pt、日本行政書士会連合会)

41位 たくっち(2万2229pt、大阪府宅地建物取引業協会)

“ユキマサくん”、大健闘!すごいですね。6位は20万4448ptですから、大差ありません。来年は5位以内を目指して頑張ってほしいと思います。それに比べて“たくっち”は2万ptしか獲得できず、残念です。

“ユキマサくん”と“たくっち”の紹介文です。(ゆるキャラグランプリのコメント)

ユキマサくん(日本行政書士会連合会)

猫界の行政書士を目指しているユキマサだニャ!行政書士って知ってるかニャ?暮らしやビジネスの「どうしよう」を解決する「身近な街の法律家」ニャ。今日も誰かの困り事を解決するニャ!応援よろしくニャ!

たくっち((一社)大阪府宅地建物取引業協会)

ハトマークの帽子をかぶって、人・すまい・地域をハイタッチでつなぐ、大阪生まれのぼくはたくっち♪ぼくの幸運のくちばしでパクパクされたら幸せになれるっち♪皆さん応援よろしくっち!!

 

 

| ゆるキャラ商戦に問題あり!?

 

都道府県や市町村のゆるキャラは経済効果があると言われています。確かに、“くまモン”のように全国区でキャラクターグッズが飛ぶように売れるならば、直接的な経済効果はあるのでしょう。ただ、くまモングッズを並べる商品棚のスペースは他の商品から奪ったものです。商品棚に並べられなくなったモノの経済効果はマイナスです。これを差し引いてもプラスなのでしょうが、実際にどこまで経済効果があるのかはあいまいなのではないでしょうか。

ゆるキャラの本来の目的は、イベントやキャンペーンでの地域情報の発信、企業の特色のPRです。特にご当地キャラは地域に根ざしたキャラクターでなければなりません。直接的な経済効果は二の次のはずです。地域の魅力を伝え、多くの方に知ってもらって足を運んでもらい、地域の活性化(町おこし)を促し、できるならば住民になってもらうことが目的です。

“ひこにゃん”や“くまモン”は別格としても、グランプリを取った“さのまる”(2013年、栃木県佐野市)や“しんじょう君”(2016年、高知県須崎市)などは、地元の方以外にどれだけの方に知られているのか疑問です。地味でも長期間にわたって展開する事業になることがゆるキャラの本望ではないでしょうか。何百万円もの税金を投入したにもかかわらず一過性の人気投票にならないよう、自治体には地域に根を下ろしたキャラに育てて、しっかりと管理してもらいたいところです。

その点、寝屋川市の“はちかづきちゃん”は1990年にマスコットキャラクターになっています。27年間も変わらず地域のPRに活躍していることは素晴らしいですね。

 

 

| まとめ

 

1 ゆるキャラグランプリ2017結果発表!

2 日本行政書士会連合会のユキマサくんが7位!

3 ご当地キャラは経済効果よりも地域の発展に!



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