生産緑地の今!

| 生産緑地が消える!?

 

生産緑地法の施行から30年後の2022年に生産緑地の期間が切れます。そうすると都市部で生産緑地が大量に売りに出されるというお話は以前に“この頃よく聞く2022年問題って?”に書かせていただきました。不動産の購入や売却をお考えの方は参考にしてください。

今回は、実際の都市部での農地の様子をお届けいたします。

 

 

| 寝屋川市の生産緑地の今!

 

寝屋川市の生産緑地は286地区、約63.7haあります。(平成28年11月18日現在)

このうち、小路南町にある生産緑地の多くは土地区画整理事業区域の中にあり、区画整理がなされたのち商業地や宅地になると思われます。そのため、平成28年に生産緑地の指定が廃止される農地が多くあります。この地域は第二京阪道路(国道1号線)に面しており、車で便利な地域です。イメージとしては“四條畷イオンモール”や“スーパービバホーム寝屋川店”のある場所に雰囲気が近いです。商業地になって大規模店舗ができれば多くの人を集めることができそうです。

その他、平成28年に生産緑地の変更廃止がなされるところは、対馬江東町や高柳6丁目、池田1丁目・3丁目、堀溝北町など多くあります。30年を待たずに生産緑地の指定がどんどん廃止されています。

 

 

| 現場は収穫の真っ最中!

 

寝屋川市では神田のあたりにも農地が多くあります。畑もありますが田んぼが多い印象です。今はまさに稲刈りの真っ最中です。(平成29年10月9日現在)

 

寝屋川市の稲刈りの様子

 

寝屋川市の田んぼはこのように小規模で住宅に囲まれたところが多いです。住宅街の中に突然田んぼが現れます。重機の持ち込みなど農作業がやりにくいように思われますが、実際はどうなのでしょうか?このような小さな農地でも緑地がなくなってしまうのは寂しい気がします。

もしこういった田んぼが宅地になり10軒以上にもなる住宅分譲地が開発されますと、近隣の3階建住宅の方々の日当たりや風通しに影響がありそうですね。余計なお世話ですが、ついそんな心配もしてしまいます。

 

 

| まとめ

 

1 生産緑地が商業地や宅地になるかも!?

2 寝屋川市の生産緑地は廃止が多い!

3 寝屋川市の農地では稲刈りの真っ最中!



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