新築マンションって売れてるの?

不動産業界は、この1年間、新型コロナウイルス感染症の影響なしに語れない状況です。特に2020年4月~6月は悲惨な状況でした。2020年度全体としてみるとどうなのでしょうか。

今回は、新築マンションの動向について2020年度を振り返ってみたいと思います。

 

 

| 販売戸数は7%の減少

 

株式会社不動産経済研究所が発表した資料を見てみますと、近畿圏の新築マンションの販売戸数は約1.6万戸で、前年度比で7%減だそうです。

期間は2020年4月~2021年3月の1年間です。新型コロナウイルス感染症の影響が最も強く出た期間ですね。

地域別で見ますと、大阪市は約6,000戸、大阪府下は約3,400戸です。大阪市内の2019年度の新築マンション約8,800戸ですから大幅に減っています。3割以上減っていますね。それに比べて、大阪府下はあまり変わりがありません。2019年度は約3,600戸でした。5%減くらいでしょうか。

京阪沿線を見ますと、2018年度あたりには新築マンションが多かった印象ですが、2020年度は見かける機会が減りました。中古マンションは見かけるんですけどね。

 

 

| 販売価格は上がった?

 

販売戸数は減少したとして、販売価格はどうなのでしょうか。

大阪市内を見ますと、2020年度は約4,100万円、2019年度は約3,600万円です。その差は何と500万円!すごい値上がりです。ただし、これは専有面積が増えたことも原因の1つです。専有面積と㎡単価はあとに書きたいと思います。

大阪府下では、2020年度は約4,500万円、2019年度は約4,200万円でした。こちらも値上がりしていますが、大阪市内の上昇具合に比べるとかわいいものです。ただ、専有面積はほぼ変わりませんから実質的な値上がりです。

さて、専有面積と㎡単価はどうでしょうか。大阪市の占有面積は、約44㎡から約49㎡に大きく増えました。1割程度広くなっています。価格は高くなったけど広くなったのなら㎡単価はそれほど変わらないのかな?と思いきや、㎡単価は約3万円値上がりしています。

大阪府下では、専有面積はほぼ変わらないため、平均価格の上昇分がそのまま㎡単価の上昇になっています。大阪府下でも㎡単価は約3万円の値上がりになっています。

 

 

| 新築マンションは余ってる?

 

新築マンションの契約率はおおよそ70~80%くらいが一般的です。70%を切ると余っている感じがしますし、80%を超えるとよく売れているという印象になります。

2019年度は70%を切っているのは5月、11月、1月、3月の4か月です。逆に80%を超えているのは、7月、8月です。平均すると73%くらいですね。

2020年度はどうだったのでしょうか。70%を切っているのは、5月、7月、9月、10月、11月、1月の6か月です。新型コロナウイルス感染症の影響でかなり低迷しているように見えます。80%を超えているのは12月だけ。ただ、平均すると72%くらいですから年間通してみるとそれほど大きなマイナスではなかったのかもしれません。例年以上に余っているわけではなさそうです。

2019年の1月以降は新型コロナウイルス感染症が日本に上陸していましたから、2019年3月頃からは新型コロナウイルス感染症の影響が出ていたと思います。

新築マンションの購入をお考えの方は、新型コロナウイルス感染症に十分気を付けながら内見をしてください。よろしくお願い申し上げます。

 

 

| まとめ

 

1 近畿圏の販売戸数は7%減!

2 近畿圏の販売価格は10%程度の上昇!

3 新築マンションは余り気味!?



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