自宅を売りたいときの必要書類(マンション編)

土地や建物を売却するときにはいくつもの書面が必要です。あまりにもたくさんあって何をどこで手に入れればいいのか分からない場合もあるのではないでしょうか。

今回はマンションを売却するときに必要になる書類などについて書きたいと思います。

 

 

| マンションを売るときの必要書類

 

マンションを売却するときには20種類ほど必要なものがあります。

1 登記簿謄本

マンションの所在地を管轄する法務局で取得することができます。インターネットで取得して法務局から郵送してもらうこともできます。仲介業者が取得することが多いです。

2 購入時の売買契約書

3 購入時の重要事項説明書

4 登記識別情報(権利証)

5 固定資産税納税通知書または固定資産税評価証明書

固定資産税納税通知書は毎年市役所から郵送されてきます。マンションの評価額や税額が書かれています。固定資産税納税通知書がない場合には、マンションのある市町村の市町村役場で固定資産税評価証明書を取得します。400円前後で取得できます。

6 図面

購入時に間取り図を貰っていれば仲介業者に渡してください。登記簿謄本と一緒に法務局で部屋の図面を取得することもできます。

7 売却時の設備仕様書

購入時の設備仕様書を参考にリフォームした内容などを記入した書面です。仲介業者がひな形を準備することが多いです。

8 建築設計図書・工事記録書

購入時にもらっていれば仲介業者に渡してください。

9 管理規約・使用細則

購入時に受け取ることが多いです。マンションの管理人や管理会社に頼めばもらえます。最近では販売している管理会社もあります。

10 維持費関係の書類

維持費関係の書類購入時に受け取っていれば仲介業者に渡してください。

11 耐震診断報告書

購入時に受け取っていれば仲介業者に渡してください。

12 アスベスト使用調査報告書

購入時に受け取っていれば仲介業者に渡してください。

13 重要事項調査報告書

マンション管理会社が作成する報告書です。マンションの滞納金額や修繕積立金の積立額などが書かれています。昔は数千円で発行してもらえましたが、最近では1万円以上の費用がかかる場合が多いです。

14 印鑑証明書

市町村役場で取得します。印鑑登録をしていない場合には、この機会に印鑑登録をしてください。コンビニで取得できる印鑑証明書は使えない場合がありますのでご注意ください。所有権移転登記の時に使いますので、担当の司法書士に渡します。

15 住民票

市町村役場で取得します。コンビニで取得できる住民票でも大丈夫な場合が多いです。所有権移転登記の時に使いますので、担当の司法書士に渡します。

16 銀行口座の通帳

売却代金を振り込んでもらうために使います。事前に口座を知らせておいて、決済の時に通帳記入をして入金を確認します。

17 ローン残高証明書またはローン返済予定表

決済時までに残っているローンは全て消しておくことが多いです。売却代金で返済できる場合には、売却を決めたときに金融機関に相談しておきます。売却代金で返済ができない場合には、売却が難しくなることがあります。

18 パンフレット

買主さんに渡します。物件の情報ですね。

19 本人確認書類

所有権移転登記の時に必要です。司法書士が本人確認をします。

20 実印

21 鍵

決済時にはもっている鍵を全て買主さんに渡します。

その他にも、マンションの退去届や譲渡承諾書などが必要になることもあります。

 

 

| まとめ

 

1 購入時の売買契約書や重要事項証明書は大切!

2 登記簿謄本は仲介業者が取得することが多い!

3 重要事項調査報告書は取得に1万円以上かかることも!



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