打ち込んだはずの境界標が!!

| 境界標は何のため?

 

以前にも書きましたが、境界標は土地の境目を示すためのものです。土地の境界線には線が引かれているわけではありませんから、隣の土地と区別するために打ち込み目印です。直線の曲がるところに打ち込まれています。

 

| 境界標、どこ?

 

先日、売主さんと買主さんと一緒に物件の確認に行ってきました。室内と外の確認を終わった後に境界標の確認をしました。土地の四隅に打たれている境界標を一つ一つ皆で確認していきます。

表の1つめ、OK。2つめ、OK。裏に回って3つめ、OK。4つめ・・・どこ?皆で草をかき分けて探します。あれ?あれ?と探していると、売主さんの顔が青ざめ始めました。

必死で探すも見つかりません。そのうちに日も暮れてきます。

「すんません、打ち直します!」

皆がぐったりとした日でした。

 

 

| まとめ

 

1 土地の境界線を画するのが境界標!

2 売買物件は境界標の確認が必須!

3 あるはずの境界標がなければ打ち直し!



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里道のほかにも水路も!

| 水路って?

 

里道のお話は前回しましたが、里道と同じような法定外公共物に水路があります。

水路も里道と同じように昔から地域の住民によって農業水路などとして利用されてきました。平成17年3月までに市町村に譲与されたのも同じです。河川法の適用がなされない公共物の一つです。

 

| 水路の現状

 

水路は里道と同じように水路として全く利用されていないものが多いです。もしかすると利用されていない水路は里道よりも多いかもしれません。ビルや住宅の下に通っていることもよくあります。

このような場合には、売買や相続のときに公図を見て驚くのでしょうね。このときは、そのまま放っておくか、境界確定の手続や払下げの手続をするのがおすすめです。

 

 

| まとめ

 

1 水路は昔からの小さな川!

2 里道と同じように利用されていないことも!

3 境界画定や払下げの手続もあります!



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里道って何?

| 里道の成り立ち

 

今までの記事の中でも“里道”という言葉を使ってきました。でも「里道って何?」と思われる方もいると思います。少し里道の話を書きたいと思います。

里道は昔から地域の住民によって農道や山道として使われてきました。それが明治になって道路を分類するときに“里道”とされ、国有化されたのち平成17年3月末までに市町村に譲与されました。現在は形の上では市町村が管理をしていますが、実質的には地域の住民によって管理されています。行政法上は“法定外公共物“となっています。

 

 

| 現在の里道

 

里道の中には道路として使われている路地、農道、山道もありますが、ビルや住居などの建物の下を通っている場合もあります。建物の下にあって道路としての役割を果たしていないときは、市町村は用途を廃止したうえで払い下げをすることができます。

里道に関する主な手続きには、以下のようなものがあります。

1 境界確認

立ち合いを行って境界の確認をします。境界立会申出書を提出する必要があります。

2 占有許可申請

里道が道路として機能している場合、基本的に占有は認められません。しかし、道路としての機能を妨げない程度で占有許可を受けることができます。

法定外公共物占有許可申請書、法定外公共物占有料免除申請書、誓約書、損害賠償責任負担請書、同意書などを提出します。

3 用途廃止・付替申請

里道が道路として機能していない場合、用途を廃止して払い下げをすることができます。上で書いた例の申請です。

法定外公共物用途廃止(付替)申請書、同意書、用途廃止(付替)の理由書、普通財産売渡申請書などを提出します。払い下げには1年くらいの期間がかかります。

 

 

| まとめ

 

1 里道はもともと地域の重要な道路でした!

2 里道は道路として使われていないことがあります!

3 里道は境界確認を行ったり、払下の申請をしたりできます!



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道路下の埋設物

| 道路の下には管がいっぱい

 

人の生活しているところには道路が網の目のように整備されています。通行だけでは勿体ないので、電柱や店の看板、有料の駐車スペースなど色々なモノに使われています。

見えるところだけでなく、普段は見えない道路の下にも様々なモノが埋まっています。電気、ガス、水道、下水道などが埋められていて、道路は多くの役割を果たしています。平成29年の8月23日には大阪の吹田市近辺で地下の送電線が破裂して大規模な停電が発生しました。復旧まで11時間ほどかかったそうです。これも地下だからなのでしょうか。

 

 

| 不動産売買での問題は?

 

土地・建物を売買するときに特に問題になる一つに埋設物があります。土地の価格が何億円も安くなる(?)廃棄物、建設工事がストップしてしまう埋蔵文化財だけではなくて、水道・下水道管の問題が多いです。以前にも書きましたが、自分のところの水道管が他人の土地の下を通っていたなどです。

道路の下の水道・下水道も問題になることがあります。家の前道が私道の場合は注意が必要です。私道の下の水道・下水道管は個人が所有し管理していることが多いのです。

ところが、水道・下水道管に公示の制度はありませんから、誰の持ち物かはすんなりとは分かりません。市町村の水道局(水道課)が把握していることもありますが、近隣住民に聞き取り調査をしないと分からないこともあります。ところによっては、私道の下の水道・下水道管の管理を所有者から市町村に移管して市町村が管理していることもあります。

仲介をする不動産屋はこのあたりもしっかりと調査しますから、不安なことがあったら仲介業者に相談してみてください。土地を購入して注文建築で家を建てる場合には特に注意してくださいね。水道を引くのに何百万円もかかった!となっては泣くに泣けませんから。

 

 

| まとめ

 

1 ライフラインは道路の下に!

2 埋設物は廃棄物や文化財だけじゃない!

3 前道が私道の場合には所有者・管理者に注意して!



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物置だけを貸してるけど・・・

| 住宅以外に物置も!

 

敷地に余裕がある場合、住宅以外の建物が建っていることがあります。“母屋”と“離れ”のように住宅が二つ建っていることもありますが、住宅以外だとよくあるのが物置ですね。地面に置くだけの物置ではなく、住宅にも使えるほどしっかりと建てられた物置です。倉庫と言ってもいいかもしれません。

このような物置がある場合、未登記であることもままあります。売買の時に取り壊すのならば特に問題は出てきません。

 

 

| 物置を転貸!

 

今回も北陸のとある町のあの物件なのですが、売主さんから物置があることは聞いていましたし、それを親戚に貸していることも聞いていました。現地に行ってみると、ちょうど物置の中で道具を出し入れしている人を見かけましたので、声を掛けました。

ところが、なにやら話が合わない!よく聞いてみると、「ここは〇〇さん(借主)から借りてる」とのこと。転借人のその方は借主を所有者だと思っていたようです。「うわっ!又貸し!」とひっくり返りそうになりました。

また新たに売主さんと相談することが増えました。どうやらスムーズに売却できない案件のようです。

この案件については今後の顛末も書きたいと思います。

 

 

| まとめ

 

1 住宅以外の建物は未登記のまま?

2 又貸しだと聞いてびっくり!

3 今後の顛末も書いていきます!



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