在留資格認定証明書の交付申請の必要書類 その1

前回の続きを書きたいと思います。在留資格認定証明書の交付申請をするためには多くの書類を提出しなければいけません。特に小さい企業の場合は大変です。日本での活動内容に応じた資料ではどれだけ受入れ企業として適した企業なのかを説明できるものを添付します。

今回は、形式的な様式のある提出書類について書いていきます。

 

 

| 在留資格認定証明書交付申請書

 

必ず提出する書類です。これがなければ話になりません。記載内容を1つずつ書きたいと思いますが、まずは交付申請書をご覧ください。今回も技術・人文知識・国際業務の在留資格を念頭に書きます。ご了承ください。

在留資格認定証明書 1枚目表

在留資格認定証明書 1枚目裏

上から順に行きます。

1 国籍・地域

招聘する外国人の国籍や地域を記入します。原則、日本語で記入します。

2 生年月日

招聘する外国人の生年月日を記入します。

3 氏名

招聘する外国人の氏名を記入します。原則、日本語で記入します。

4 性別

招聘する外国人の性別を記入します。男性か女性かを丸で囲みます。その他の選択肢はありません。

5 出生地

招聘する外国人の出生地を記入します。原則、日本語で記入します。

6 配偶者の有無

招聘する外国人に配偶者がいるかどうかを記入します。有か無を丸で囲みます。

7 職業

招聘する外国人の現在の職業を記入します。原則、日本語で記入します。招聘後の職業ではありませんのでご注意ください。

8 本国における居住地

招聘する外国人の現在の居住地を記入します。原則、日本語で記入します。

9 日本における連絡先(住所、電話番号、携帯電話番号)

日本に招聘した後の連絡先を記入します。ホテル滞在の場合はホテルの住所を記入します。

10 パスポートの番号と有効期限

招聘する外国人のパスポート(旅券)の番号と有効期限を記入します。

11 入国目的

招聘する外国人の入国目的を選択してチェックを付けます。

12 入国予定年月日

招聘する外国人の入国予定年月日を記入します。記入時の予定で問題ありません。

13 上陸予定港

招聘する外国人が来る空港名を記入します。

14 滞在予定期間

招聘する外国人が滞在する予定の期間を記入します。記入時の予定で問題ありません。

15 同伴者の有無

招聘する外国人に同伴者があるかどうかを記入します。原則的に同伴者の在留資格は認められないと思ってください。

16 査証申請予定地

招聘する外国人が本国でビザを申請する予定地を記入します。原則、日本語で記入します。

17 過去の出入国歴(有無、回数、直近の出入国歴)

招聘する外国人が過去に日本に出入国した履歴を記載します。回数は生まれてから現在までに日本に出入国した回数です。

18 過去の在留資格認定証明書交付申請歴(有無、回数など)

招聘する外国人が過去に在留資格認定証明書の交付申請をしたかどうかを記入します。認定証明書を申請したけれども不交付になった回数も記入します。

19 犯罪を理由とする処分を受けたことの有無(有無、内容)

招聘する外国人の犯罪歴を記入します。日本国外での犯罪歴も記入します。交通違反なども含めてすべてを記載してください。嘘は必ずバレると思ってくださいね。具体的内容には、◯年◯月◯日××にて駐車違反による行政処分などのように記載します。

20 退去強制又は出国命令による出国の有無(有無、回数、直近の送還歴)

招聘する外国人が過去に退去強制や出国命令によって日本を出国したかどうかを記入します。退去強制や出国命令を受けたことがあるからと言って在留資格を得られないというわけではありませんが、マイナス要因であることは間違いありません。だからと言ってウソを書いてもバレますので必ず真実を記入してください。

21 在日親族及び同居者(有無、続柄、氏名、生年月日など)

日本に親族がいるかどうかを記入します。日本に親族がいる場合には、続柄、氏名、生年月日、国籍・地域、同居予定の有無、勤務先・通学先の名称、在留カードなどの番号を記入します。

22 勤務先(名称、支店・事業所名、所在地、電話番号)

招聘する外国人が日本で勤務する企業について記載します。

23 最終学歴

招聘する外国人の最終学歴を記載します。学校名や卒業年月日も記載します。

24 専攻・専門分野

招聘する外国人の専攻・専門部屋を選んでチェックを入れます。

25 情報処理技術者資格又は試験合格の有無(有無、資格・試験名)

招聘する外国人がIT関係の資格を持っていたり試験に合格していたりした場合に記入します。

26 職歴(入社年月、退社年月、勤務先名称)

招聘する外国人の職歴を記入します。海外での過去の職歴をすべて記入します。

27 申請人、法定代理人など情報(氏名、本人との関係、住所、電話番号、携帯電話番号)

申請人の氏名や住所などを記入します。招聘する外国人の受入れ機関が在留資格認定証明書を申請する場合には、受入れ機関の情報を記載します。

28 写真(縦4㎝×横3㎝)

招聘する外国人の写真を貼付します。申請前3か月間に撮影されたものを貼付してください。

29 申請人・代理人の署名、申請書作成年月日

申請人か代理人が署名をして申請年月日を記入します。招聘する外国人の受入れ機関が在留資格認定証明書を申請する場合には、受入れ機関の責任者が署名します。

 

長くなりましたので、続きは次回以降に持ち越します。

 

 

| まとめ

 

1 申請用紙は原則として日本語で記入!

2 入国予定年月日や滞在予定期間は“予定”でOK!

3 犯罪歴などは嘘を絶対に書かない!



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