空き家の取得方法の地域差はあるの?

以前の記事で空き家の取得方法について書きました。相続が半数以上だったのですが、大都市部に多いとか地方都市に多いといった地域差はあるのでしょうか?

国土交通省の“令和元年空き家所有者実態調査”に記載がありましたので覗いてみます。

 

 

| 地域別の取得方法

 

皆さんの予想のとおり、大都市部以外の市部や郡部では相続による取得が多くなっています。大都市部の市部では49%、大都市部の郡部では52%ですが、大都市部以外の市部では57%、大都市部以外の郡部では59%になっています。田舎になるほど相続で空き家を取得する可能性が高くなっています。

 

 

| 地域別の名義変更等

 

名義変更等をしない割合はそれほど大きく差がありません。しかし、大都市部の市部や郡部では12%程度なのに対して、大都市部以外の市部では16%、大都市部以外の郡部では18%と田舎になるほど増加しているのが分かります。

また、全体的に腐朽・破損がある空き家では25%もの人が名義変更等をしていないそうです。

名義変更等をしていない理由を地域別に見てみます。大都市部の市部や郡部では約半数が特に困らないと答えていて、費用の負担感は12%前後、手続が煩わしいは13%前後になっています。

対して、大都市部以外の市部では特に困らない割合はほぼ同じですが、費用の負担感は9%、手続が煩わしいが16%になっています。大都市部以外の郡部では、この傾向が特に強くなり、特に困らないが50%、費用の負担感が5%、手続が煩わしいが20%になっています。田舎になるほど手続きの煩雑さが名義変更等の障害になっているようです。

 

 

| 地域別の空家の利用状況

 

全体的には、約1/4が別荘やセカンドハウスとして利用していています。物置・長期不在・取壊し予定は約1/3です。これらが地域のよってどのように変わるのでしょうか。

大都市部の市部では全体とほぼ同じ割合になっています。大都市部の郡部では別荘やセカンドハウスとしての利用が1/3程度まで増えています。反面、取壊し予定が大きく減っています。

大都市部以外の市部でも全体とほぼ同じ割合です。大都市部以外の郡部では別荘やセカンドハウスとしての利用が40%を超えています。

大都市部でも大都市部以外でも郡部での利用方法はかなり特徴的になっているようです。

また、空き家の利用内容としては、週末や休暇時に使用している方が50%です。月に数回、年に数回という人が多いようです。

 

 

| まとめ

 

1 大都市部以外の郡部では相続での取得が多い!

2 腐朽・破損があると名義変更等をしない人が増加!

3 大都市部以外の郡部ではセカンドハウスとして利用!



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