枚方市駅前の北側には枚方団地があるのをご存知ですか?少し古くなった公団住宅ですが、駅近ですので普段の暮らしにはとても便利な立地です。この枚方団地が新しく生まれ変わるようです。
| 枚方団地が建替え!
大阪府内の公団を提供している大阪府住宅供給公社が枚方団地を建て替えることにしたそうです。枚方市駅周辺の開発事業の一環で第1工区、第2工区、第3工区と分かれているうち、枚方団地の建て替えは第2工区部分になります。
枚方団地は1956年5月に建てられていますから60年以上が経っています。とっくに建て替え時期に来ていると思いますが、やっと…という印象です。敷地面積は約7000㎡、戸数は120戸です。新たにRC(鉄筋コンクリート)造で14階建になります。
| どんなイメージになるの?
どのような団地を目指すのかは5つ挙げられています。
1 若年・子育て世帯等を支援するための工夫
2 玄関まわりの動線やテレワークスペースなど新しい生活様式への対応
3 コワーキングスペースやセカンドリビングとしての活用など集会所等の新たな活用方法
4 イベント等の活用方法や利便性の高い店舗の提案など駅前広場や店舗を活用したにぎわいの創出
5 非常用電源など災害時でも施設を継続して利用できる工夫
また、建替え後には様々な設備が作られる予定です。たとえば次のようなものがあります。
1 非接触によるエントランス・エレベータの操作設備
2 玄関やサッシのダブルロック
3 備蓄倉庫
4 かまどベンチ
5 蓄電池による停電時のエレベーター低速運転設備
6 太陽光発電による集会所への電力供給システム
7 Wi-Fi設備
8 宅配ボックス
9 システムキッチン
10 床暖房
11 スマートフォンによる外出先からの来客対応
12 スマートフォンによる外出先からの見守り対応
13 スマートフォンへの配達通知
このような設備が整うとちょっとした分譲マンションですね。賃貸用マンションだとここまでの設備はなかなか見られません。
公社だけでなく民間事業者の持つノウハウや技術力を生かした提案が求められていますので、最新の設備が導入されることを期待します。
この再開発で枚方市駅前は大きく変わると思います。駅前ロータリーが大きくなるだけでなく広場が整備されるようですし、どのようになるのかとても楽しみですね。枚方団地の建替えは2024年1月下旬に終わる予定だそうです。
| まとめ
1 枚方市駅前の公団住宅が建替え!
2 最新設備のあるマンションに生まれ変わる!?
3 駅前には広場ができてロータリーも拡充!