相続手続 請求の手続編 その2

相続一覧の記事で39個の手続きを書きました。労災やゴルフ会員権などあてはまる人が少ない手続きは省略しています。以前の記事では市区町村役場編を書きましたが、今回は前回に引き続き請求の手続編を書きたいと思います。今回で請求の手続編は終了です。

 

 

| 未支給年金の請求

 

昔勤めていた勤務先で年金に加入していながら受領していない場合がります。年金事務所で“年金受給者死亡届”を提出したときに窓口で尋ねてみてください。特に戦後に数年だけ勤務していたけれどもすでに勤務先がなくなっている場合には、受給者本人も忘れていることがあります。

未支給年金を請求する場合には、勤務先の名称といつごろ勤めていたかが分かる必要があります。証拠として企業名と本人が写っている写真などがあると安心です。

もう一度、年金事務所で行う手続をまとめておきます。

1 年金受給者死亡届の提出

2 遺族年金の請求

3 未支給年金の請求

 

 

| 高額療養費の請求

 

亡くなる前に入院していた場合には、高額療養費を請求できる可能性があります。大きな病院では協会けんぽの請求書を常備していることがあります。一度、入院者用の会計で尋ねてみてください。

入院していた方の収入にもよりますが、数十万円の入院費が10万円程度に収まるかもしれません。入院中に亡くなった場合には、一度病院に支払ったのち健康保険の加入団体から返金される手続になります。

 

 

| 団体弔慰金の請求

 

士業など会費を支払っている職業団体がある場合、団体から弔慰金が支払われることがあります。士業ではなくなった場合には連絡して会員証やバッジなどを返還しなければいけませんので、そのときに弔慰金などの支払があるのかを尋ねてみてください。親切な団体だと何も言わなくても教えてくれると思います。

 

 

| 死亡保険金、入院給付金の請求

 

別居している場合など、亡くなった方がどのような保険に加入しているのかは分からないことが多いと思います。部屋を引き払ったり遺品を整理したりするときに入院保険や生命保険の証書も探してみてください。見つかったら、保険会社に電話をして保険金請求の手続きを尋ねてください。

その他にも、電気の請求書、ガスの請求書、インターネット料金の請求書、携帯電話の請求書、預金通帳、クレジットカード、火災保険の証書も一緒に探してください。

賃貸住宅に居住していた場合には、賃貸借契約書も探しておきましょう。施設に入居していた場合には、施設との入居契約書も見つけておいた方がいいと思います。

 

 

| 敷金返還請求、預け金等返還請求

 

賃貸住宅に居住していた場合、解約手続き、明渡しの手続、敷金返還請求など多くの手続きがあります。そのためにも賃貸借契約書を探してください。賃貸借契約書には大家さんの連絡先や管理会社の連絡先があります。管理会社の連絡先があれば、まずは管理会社に連絡しましょう。

契約期間途中での解約の場合には、多くの場合明渡しまで1か月の猶予があります。その間に電気やガス、インターネットなどの解約のための書類や預金通帳などを集めます。

一通り探せましたら、遺品整理業者や残置物処理業者に依頼をして荷物を処分してもらってください。業者によって値段が2倍以上全く違いますので、3~5の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

遺品の処分が終わりましたら、管理会社や大家さんに連絡をして一緒に部屋をチェックしてください。その場で鍵も渡します。そのときに修繕が必要な場合には見積もりの明細を貰えるか尋ねてください。修繕が終わりましたら敷金返還請求をします。

施設の場合には、遺品整理までは同じです。あとは施設の管理者に全てが片付いた旨を連絡して室内を確認してもらってください。最後に鍵を渡して預け金等返還請求のための書類を受け取ります。忘れずに返還請求をしてください。

 

 

| まとめ

 

1 年金事務所での手続きは3つ!

2 高額療養費の請求も忘れずに!

3 敷金や預け金請求は引渡のあと!



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