不動産を売る!(その1)

| 不動産の売却

 

今までは買主さんの立場でお話してきましたが、今回は売主さんの立場で不動産の売買について書きます。家を買い替えたいという方は注意しなければいけないことがたくさんあります。今回は不動産売却の手始めとして、売却価格の査定についてです。

 

 

| 不動産の売却の手始め

 

不動産を売りたいときにまずしなければいけないことは、売却価格の査定です。今ではインターネットを使って一斉査定という方法もあります。このように複数の不動産屋に査定をしてもらった場合、必ずと言っていいほど価格のばらつきがあります。高めの価格、相場近辺、安めの価格。

高めの価格を出した不動産屋に頼むのがお得なのでしょうか?もちろん高い価格で売れるのならばそれが一番です。しかし、高値で売れ残るとドンドンと価格引き下げの提案をされてしまいます。「価格は後で下げればいいからとにかくお客さんにしてしまえ!」という不動産屋なのかもしれません。このような不動産屋への対策は媒介契約の種類によって異なります。

安めの価格を出した不動産屋はどうでしょうか?「この辺でこの築年月だとこのくらいですね~」と言いながら、自社で安く買い取って転売をする業者かもしれません。そうなると数百万円の損をするかもしれません。

このように、高めの価格でも安めの価格でも何らかの問題が出てきます。結局は相場の価格を提案する不動産屋が一番安心できます。そのような不動産屋を選ぶためには、売主さん自身が相場をある程度把握しておく必要がありますね。

ではどうやって相場を知ればいいのでしょうか?一番手っ取り早いのはポータルサイトです。ただここで出ている価格は売主が売りたい価格ですから、相場よりも高い場合が多いでしょう。相場と同程度の物件は売れますし、相場より安い物件は特に問題がなければあっという間に売れちゃいますからね。その他にも、国土交通省の土地総合情報システムで過去の売却価格を調べることができますし、路線価から算出する方法もあります。住宅の値段の決まり方(土地編)をご参考ください。

 

 

| まとめ

 

1 不動産売却はまず査定から!

2 査定は高すぎても安すぎてもダメ!

3 おおよその相場を知ることが最も大切!



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