行政書士試験の振り返り 統計情報

2020年も11月8日(日)に行政書士試験が行われました。合格発表は2021年1月27日(水)でした。

合格された方、おめでとうございます!登録をして行政書士としてがんばろう!と思われる方もいらっしゃると思います。よろしくお願いします。

惜しくも不合格の方、お疲れ様でした。2021年の試験も受験しようと思われる方は、どうぞこのブログの試験問題検討ページをご覧になってください。試験合格にお役に立てると嬉しいです。

さて、法令の択一科目の振り返りが終わりましたから、選択式の振り返りに入る前に2020年度の行政書士試験自体を振り返ってみたいと思います。

 

 

| 合格率 10.7%

 

2020年の行政書士試験の合格率は10.7%でした。近年の中では合格率が低くなっています。申込者数や受験者数などの情報は行政書士試験センターでもご覧いただけますが、簡単にまとめておきます。

・受験申込者数 :54,847人(2,467人増、4.7%増)

・ 受験者数  :41,681人(1,860人増、4.7%増)

・ 受験率   :75.995%(前年度76.0%)

・ 合格者数  :4,470人(101人減、2.2%減)

・合格者平均得点:195点(前年度196点)

・最年長合格者 :76歳

・最年少合格者 :15歳

コロナ禍にもかかわらず、例年通り約4万人が受験したようですね。実は、受験生も合格者も女性が増えています。女性の受験生は6.7%増、女性の合格者は10.9%増だそうです。資格をとって独立開業を目指す女性が増えてきたのでしょうか。

 

 

| 最近10年間の合格率の推移

 

行政書士試験はおおよそ10%前後の合格率で推移しています。近年では約4万人受験して約4000人が合格するようなイメージです。過去10年間の受験者数、合格者数、合格率の推移を見てみます。

<受験者数、合格者数、合格率>

・2011年:66,297人、5,337人、8.1%

・2012年:59,948人、5,508人、9.2%

・2013年:55,436人、5,597人、10.1%

・2014年:48,869人、4,043人、8.3%

・2015年:44,366人、5,820人、13.1%

・2016年:41,053人、4,084人、10.0%

・2017年:40,449人、6,360人、15.7%

・2018年:39,105人、4,968人、12.7%

・2019年:39,821人、4,571人、11.5%

・2020年:41,681人、4,470人、10.7%

2015年の13%、2017年の15%が少し高いですが、おおむね10%前後で推移しています。

絶対評価試験ですから没問が出れば合格率は増加する傾向にありますが、2019年は没問が出たにもかかわらず合格率は11.5%でした。行政書士試験には記述式試験がありますから、そこで合格率を調整することもできるのかもしれません。

 

 

| 合格者の属性比較

 

行政書士試験は若い人の合格率が高めになっています。最近3年間の合格者の属性が発表されていますので見てみたいと思います。ちなみに、全体の合格率は、2018年12.7%、2019年11.5%、2020年10.7%です。

<合格者数、合格率>

・10代

2018年:56人、10.1%

2019年:45人、8.2%

2020年:53人、8.9%

・20代

2018年:1,112人、16.4%

2019年:862人、12.8%

2020年:1,171人、15.4%

・30代

2018年:1,483人、16.0%

2019年:1,215人、13.4%

2020年:1,290人、13.7%

・40代

2018年:1,307人、12.4%

2019年:1,229人、11.4%

2020年:1,057人、9.8%

・50代

2018年:760人、9.4%

2019年:846人、10.0%

2020年:652人、7.3%

・60代以上

2018年:250人、6.2%

2019年:374人、8.4%

2020年:247人、5.4%

20代、30代の合格率が高いですね。40代が平均的でしょうか。60代以上で行政書士試験に挑戦されている方も多くいらっしゃいます。頭の下がる思いです。ちなみに、男性よりも女性の方が若年層での合格率が高くなっています。2020年の試験では、イメージ的に男性は30~50代が多く、助成は20~40代の合格率が高いようです。

 

 

| 地域別の合格率

 

地域別の合格率はどうでしょうか。例年、都心部の合格率が高くなっていますが、資格予備校が多かったり書籍が揃いやすかったりして、受験勉強をする環境が整っているからだと思われます。

今年はどうでしょうか。合格率の高い都道府県のトップ10を書き出したいと思います。

1位:滋賀県 14.7%

2位:京都府 13.9%

3位:東京都 13.8%

4位:香川県 12.7%

5位:兵庫県 11.9%

6位:大阪府 11.8%

6位:鳥取県 11.8%

8位:千葉県 11.5%

8位:愛媛県 11.5%

10位:山口県 11.1%

意外に地方が多くランクインしています。なんと滋賀県が合格率トップです。285人受験して42人が合格されたようです。11位以下で10%以上の都道府県は、愛知県(11.0%)、福井県(10.7%)、埼玉県(10.5%)、島根県(10.5%)、神奈川県(10.2%)、石川県(10.0%)、和歌山県(10.0%)となっています。

 

 

| まとめ

 

1 2020年の合格率は10.7%!

2 若年層の合格率は高い!

3 都心部でも合格率が高いわけではない!?



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