フラット35の金利が安くなった!

住宅金融支援機構が行っているフラット35の金利が発表されました。毎月発表されていますが、2021年1月は3カ月ぶりに金利が低下しています。

早速見てみましょう。

 

 

| 2021年1月の金利

 

2021年1月のフラット35の金利は、融資率9割以下で1.290~2.060%、融資率9割超で1.550~2.320%になっています。2020年12月と比べると、条件によっては0.02%金利が低下しました。

当社で扱っている全宅住宅ローンのフラット35も同様に金利が下がっています。

フラット35は、借入期間が最長35年の全期間固定金利型の住宅ローンです。団体信用生命保険への加入を前提とした金利になっています。団体信用生命保険の種類は、通常のモノのほかに、夫婦連生団信、三大疾病付団信があります。夫婦連生の場合は金利が+0.18%、三大疾病の場合は金利が+0.24%になります。また、不加入の場合は△0.20%になります。

融資率は、建設費や購入価額に対してどのくらいの割合で借り入れをするのかを示しています。

 

 

| フラットシリーズの種類

 

フラットシリーズは35以外にも20や50があります。

フラット20はフラット35で借入期間を15年~20年に設定した場合に適用されます。金利はおおむね0.09%下がります。

フラット50は長期優良住宅認定を受けた住宅で利用できます。借入期間は名前のとおり最長50年です。金利はおおむね0.59%上がります。

 

 

| 住宅ローンの金利の種類

 

住宅ローンには大きく分けて変動金利型と固定金利型があります。近年は金利が安くなっていますので変動金利型の人気が高いです。変動金利型と固定金利型にはそれぞれメリットとデメリットがあります。よく言われているものを挙げます。家を購入する場合には不動産屋に相談をすると教えてくれます。

1 全期間固定金利型のメリットとデメリット

メリットは2つあります。

・借入時に返済額が確定する。

・借入後に市中金利が上昇しても返済額は変わらない。

デメリットは1つあります。

・借入後に市中金利が低下しても返済額は変わらない。

メリットとデメリットは相反する関係にあります。

2 変動金利型のメリットとデメリット

変動金利型には、通常の変動金利型と固定金利期間選択型の2つがあります。

(1)通常の変動金利型のメリットとデメリット

メリットは1つあります。

・借入後に市中金利が低下すると返済額が減少する。

デメリットは3つあります。

・借入後に市中金利が上昇すると返済額が増加する。

・借入時に将来の返済額が確定しない。

・借入後に市中金利が急上昇した場合には未払い利息が発生する可能性がある。

(2)固定金利期間選択型のメリットとデメリット

固定金利期間選択型は、一定期間固定金利になり、その後に変動金利型になる住宅ローンです。

メリットは2つあります。

・固定金利期間中は返済額が確定する。

・固定金利期間終了後に市中金利が低下すると返済額が減少する。

デメリットも2つあります。

・固定金利期間終了後に市中金利が上昇すると返済額が増加する。

・借入時に固定金利期間終了後の返済額が確定しない。

 

 

| まとめ

 

1 フラット35の金利が低下!

2 フラットには20、35、50がある!

3 固定金利と変動金利にはメリットとデメリットがある!



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