コロナの影響!住宅ローンと同居

新型コロナウイルス感染症の猛威はなかなか収まるところを知りません。休業要請や外出自粛要請はまだまだ続きそうですね。

先行きが見えない混とんとした状況の中、新型コロナウイルス感染症の影響について調査したアンケートを2つご紹介します。住宅ローンと同居についてです。

早速見てみましょう。

 

 

| 住宅ローンの返済は4割がきつい

 

オンライン住宅ローンサービス“モゲチェック”を運営する株式会社MFSが調査した新型コロナウイルスによる住宅ローン返済への影響に関するアンケートの調査結果が発表されました。

いくつかありますので順にみていきたいと思います。

1 新型コロナウイルス感染症で世帯収入の変化は?

・減った    31.3%

・変化なし   36.0%

・増えた     0.8%

・今後減りそう 30.0%

30%もの世帯で世帯収入が減少しています。パートで働いていた方が、勤務先から時短勤務や休業の要請を受けて働く時間が減ったことで、世帯収入が減ったのではないでしょうか。

収入が減少した世帯の減少額についてもアンケート結果があります。

・1万円未満  4.0%

・1~3万円  22.5%

・3~5万円  19.2%

・5~10万円  30.5%

・10~30万円 16.6%

・30万円以上  7.3%

減少額が3万円以下の世帯は26%くらいですね。5万円以下だと45%くらい。5~10万円も減少した世帯はなんと約30%もいて、10万円以下では76%くらいです。

全世帯で考えますと、3万円以下の減少世帯は約8%、5万円以下の減少世帯は約14%、10万円以下の減少世帯は約23%です。

2 住宅ローンの返済は苦しい?

・とても苦しい 13.7%

・やや苦しい  25.9%

・苦しくない 32.1%

・今後苦しくなりそう 28.4%

住宅ローンの返済が苦しくなってきている世帯は約40%もあります。今後苦しくなりそうな世帯を併せると約68%です。かなりの数のご家庭で住宅ローンの返済が厳しくなりそうです。

現在、すでに住宅ローンの返済が苦しい方は市町村や金融機関へ相談をしたり、住宅ローンの借り換えを検討されたりしてみてはいかがでしょうか。

 

 

| 自宅待機の心理的・身体的変化は?

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、ほとんどの方が自宅で過ごす時間が長くなっているのではないでしょうか。自宅で過ごす中で、心理的・身体的な変化を尋ねるアンケートが行われてました。旅行業や投資事業を手掛ける株式会社エアトリの調査です。

1 自宅にいる時間が増えたことで心理的・身体的変化は?

・身体的変化あり 32.9%

・心理的変化あり 39.2%

・両方あり    21.5%

半数以上の人が心理的または身体的なへんかがあったとかいとうしています。閉塞感や寂しさを感じたりする人が多いようです。

2 心理的変化があった同居人は?

・義理の親 71.4%

・実祖父母 52.6%

・実親   46.7%

・子ども  43.8%

・配偶者  40.2%

日頃から付き合いの深い実親、子ども、配偶者の割合は比較的低くなっています。反対に、義理の親や実祖父母は高めの数字になっていますね。遠慮しがちな人と急に人間関係が濃くなるとストレスがかかるということでしょうか。

3 同居人との関係に変化は?

・良くなった 7.8%

・悪くなった 6.3%

同居人との関係はよくなった人と悪くなった人の割合はほぼ同数でした。変わらないと答えた人は約84%です。

4 関係に変化があった同居人は?

・良くなった

子ども  10.8%

配偶者   9.2%

実親    7.6%

・悪くなった

実祖父母 10.5%

実親    7.6%

配偶者   7.5%

子ども、配偶者、実親との関係が良くなった人が多いようです。心理的変化の少ない同居人との関係が良くなっているようです。

普段から積極的に付き合いをしていると、新型コロナウイルス感染症などの突発的な不測の事態でも、人間関係はそれほど変わらずに暮らしていけそうです。イライラがつのってきますので、ストレッチや趣味に打ち込んだりしてストレスを発散できるといいですね。

 

 

| まとめ

 

1 約23%の世帯で10万円以下の収入減少!

2 約40%の世帯で住宅ローンの返済が苦しい!

3 同居人とは深く付き合うと不測の事態でも安心!?



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