モノレールの延伸計画 続編

2017年、2018年、2019年とモノレールの延伸についてお伝えしてきました。大阪モノレールは日本一の長さを誇っており、総延長距離は28㎞にもなります。

今回は、この大阪モノレールの延伸計画について書きたいと思います。

｜　大阪モノレールの延伸計画

大阪モノレールは大阪空港（伊丹空港）と門真市駅を結んでいます。現在の終点である門真市駅から南へ延伸する計画が進み、新駅のイメージパースが公開されたようです。

以前にもお伝えしましたが、8.9㎞延伸して門真市駅の南側に4つの駅ができる予定です。

場所は長堀緑地線の門真南駅のところです。近畿自動車道と第二京阪との接続部分です。中央環状線の東側に建設されるようです。乗り換えは便利だと思います。

地図でもわかりますが、JR学研都市線の鴻池新田駅とは少し離れています。モノレールの駅は中央環状線のところですから、ちょうど城東工科高校を挟んだ反対側ですね。乗換には少し不便です。

東大阪市役所や中央図書館の向かいに建設される予定です。高速道路が交差している場所のため、中央環状線から少し離れた場所になります。現在のイオン東大阪店のあるところですね。イオン東大阪店は閉店することになっています。

瓜生堂駅はモノレールの延伸と併せて近鉄でも新設されるそうです。大阪メトロやJR学研都市線、近鉄と接続すると便利になりそうですね。また、新駅の北側にはモノレールの車庫ができるそうです。

実は、大阪モノレールの延伸計画は大阪空港（伊丹空港）から東大阪市までにとどまらないのです。

大阪モノレールは当初の構想では、大阪空港（伊丹空港）から堺市の工業地帯を結ぶものでした。あまりにも壮大な計画で財政的にも土地取得についても厳しい状態でした。それため、門真市駅より南側の建設は先延ばしにされたようです。

堺市方面の延伸計画が進みだすと、松原市や堺市美原区など今まで交通のアクセスが良くなかった地域にも鉄道ネットワークがつながることになります。地元の方にとっては楽しみなのではないでしょうか。

１　大阪モノレールの延伸計画進行中！

２　イオン東大阪店の跡地に荒本駅を新設！

３　瓜生堂駅は近鉄でも新設予定！