土地や建物を売却するときにはいくつもの書面が必要です。あまりにもたくさんあって何をどこで手に入れればいいのか分からない場合もあるのではないでしょうか。
今回は土地を売却するときに必要になる書類などについて書きたいと思います。
| 土地を売るときの必要書類
土地を売却するときには12種類ほど必要なものがあります。マンションを売る場合や一戸建住宅を売る場合よりもかなり少なくなります。
1 登記簿謄本
土地の所在地を管轄する法務局で取得することができます。インターネットで取得して法務局から郵送してもらうこともできます。仲介業者が取得することが多いです。
2 購入時の売買契約書
3 購入時の重要事項説明書
駐車場を売却する場合で、図面が付属していれば図面も仲介業者に渡してください。
4 登記識別情報(権利証)
5 固定資産税納税通知書または固定資産税評価証明書
固定資産税納税通知書は毎年市役所から郵送されてきます。マンションの評価額や税額が書かれています。固定資産税納税通知書がない場合には、マンションのある市町村の市町村役場で固定資産税評価証明書を取得します。400円前後で取得できます。
6 印鑑証明書
市町村役場で取得します。印鑑登録をしていない場合には、この機会に印鑑登録をしてください。コンビニで取得できる印鑑証明書は使えない場合がありますのでご注意ください。所有権移転登記の時に使いますので、担当の司法書士に渡します。
7 住民票
市町村役場で取得します。コンビニで取得できる住民票でも大丈夫な場合が多いです。所有権移転登記の時に使いますので、担当の司法書士に渡します。
8 銀行口座の通帳
売却代金を振り込んでもらうために使います。事前に口座を知らせておいて、決済の時に通帳記入をして入金を確認します。
9 ローン残高証明書またはローン返済予定表
決済時までに残っているローンは全て消しておくことが多いです。売却代金で返済できる場合には、売却を決めたときに金融機関に相談しておきます。売却代金で返済ができない場合には、売却が難しくなることがあります。
10 パンフレット
買主さんに渡します。物件の情報ですね。土地の場合にはない場合が多いかと思います。
11 本人確認書類
所有権移転登記の時に必要です。司法書士が本人確認をします。
12 実印
| まとめ
1 購入時の売買契約書や重要事項証明書は大切!
2 登記簿謄本は仲介業者が取得することが多い!
3 土地の売却時の必要書類は少なめ!