新築一戸建住宅を購入するときは住宅メーカーを気にしていますか?近頃はいわゆるパワービルダーと呼ばれるメーカーが低価格の住宅を供給しています。木材などの建築材を工場で生産して、現場では組み立てるだけのメーカーです。大量生産、大量販売で安値を実現しています。
注文住宅を建てるときはどうでしょうか?住宅メーカーを気にされると思います。
今回は、住宅メーカーの知名度のアンケート調査結果が発表されましたので見てみたいと思います。
| 住宅メーカーに関するアンケート調査
2020年1月1日~5日のお正月の期間に、マイボイスコム(株)が住宅メーカーに関するアンケートを実施しました。かなりの大規模な調査で、回答数は1万件を超えています。
年齢層は、50代以上が61%、40代が25%、30代が11%となっています。回答者のうち戸建住宅の購入経験者は約39%でした。5年以内の購入者は約4%です。
住宅メーカーの認知度は、羅列された住宅メーカーから知っているメーカーを選択する方式です。複数回答が可能になっています。
| 栄えある第1位は…
23のメーカー・ブランドが選択肢に入っています。お高いメーカーから安いパワービルダーまで色々と並べられています。早速、見てみましょう。( )内は認知割合です。10位まで挙げます。
1位 積水ハウス(約76%)
2位 タマホーム(約72%)
3位 住友林業(約70%)
4位 ミサワホーム(約70%)
5位 セキスイハイム(約66%)
6位 大和ハウス工業(約63%)
7位 へーベルハウス(約61%)
8位 トヨタホーム(約54%)
9位 三井ホーム(約50%)
10位 アイフルホーム(約50%)
上位には、積水、住林、ミサワ、セキスイハイムなど高級メーカーがずらっと並んでいます。その中でタマホームはお手頃価格の住宅を供給しています。
どの企業もテレビCMでよく見かけますね。大和ハウス工業は、2010年頃の役所広司が出演していた特徴的なCMが面白かったですね。唐沢寿明や黒木メイサなどの出演もありました。あの一連のCMで一気に知名度を上げたのではないでしょうか。
飯田グループは市川海老蔵のCMが流れていました。東京ドーム○○個分!とか年間46,000戸販売!とかやっていたCMです。飯田グループのメーカーとしては、飯田産業、東栄住宅、アーネストワンが選択肢に入っています。飯田産業グループには、このほかにもタクトホームやアイディホームがあります。
今回初めて選択肢に入れられたメーカーにフジ住宅があります。関西ではおなじみかと思います。2020年2月現在、守口市の大宮通で25区画の戸建住宅を販売しています。弊社でもフジ住宅の中古マンションを広告しています。本社は岸和田市にあります。
2020年の調査で知名度が急落したのがパナソニックホームズです。以前はパナホームという名前でした。2011年の調査から徐々に認知度が下がってきており、前回の2018年の調査では約70%の知名度でした。それが、今回は急落して約48%の知名度になっています。パナホームからパナソニックホームズに名前が変わったことが影響しているように思います。
| まとめ
1 知名度上位は高級ブランドがずらり!
2 タマホームや飯田産業は大健闘!
3 知名度≒テレビCMで目にする頻度!?