解体工事は危険と隣り合わせ

弊社、(株)麻田不動産は大阪府と兵庫県で解体業の登録をしています。解体工事での事故は昔からよくニュースで聞きますが、事故にもいろいろあります。建物が壊れるなどの軽度なものから作業員の命にかかわるものまで多種多様です。

どんな事故があってどんな対応が必要なのか見てみたいと思います。

 

 

| 重機の横転

 

解体現場に不可欠なのがクレーン車やブルドーザーなどの重機です。突風や悪い足場への不注意などでこれらの重機が横転すると、作業員が亡くなる事故につながります。

工事現場の地面には建築物を壊した後に出る廃材がたくさんあります。オペレーターの不注意で廃材に乗りかかって横転する事故はいつまでたっても後を絶ちません。現場でのコミュニケーションの不足によってしっかりとした指揮を取れていなかったことが原因ですね。

他には、工事中のトラックが通行人や自転車などと接触する事故もあります。通常は事故が起きないように交通整理をする作業員がいますが、コスト削減のために監視員を雇わなかったりたまたま監視員が持ち場を離れていたりする場合に事故が起きます。大型車には死角が多くありますので、運行には運転手だけでなく監視員による誘導が必要ではないでしょうか。

 

 

| 建築物の崩壊

 

解体工事中に建築物の壁が崩壊して作業員や通行人がけがをしたり死亡したりする事故があります。このような事故は、工事の危険性を認識していながら適切な対策を取っていないことが主な原因です。

解体中の建築物自体が倒れて隣地の家屋にもたれかかるような事故もあります。工事の振動で近隣住宅が傷んだり、工事中に飛んだ破片で近隣の家を傷つけたりすることもあります。

解体する建物・土地の状態や道路の状態だけでなく、近隣の建物の状態までよく調査して工事の方法を選択すると事故は起きにくくなると思います。

 

 

| ガス爆発

 

解体工事中にガス管を傷つけたり人的なミスをしたりすることによってガス爆発が起こります。

15年以上前になりますが、大阪にある“中座”の解体工事でガス爆発事故が起きました。図面の間違いで誤ってガスのバルブを開けてしまいガスが充満して爆発した事故です。図面の記載ミス、ガス漏れの中でライターを着火したこと、図面の記載ミスやガス漏れの報告が徹底されていなかったことなど原因が多くあります。

 

 

| アスベストの飛散

 

アスベスト(石綿)は断熱材や絶縁材として建築現場で使われていた鉱物です。人体への健康被害の危険性がはっきりとしてから使われなくなりました。

危険なアスベストは、石綿含有吹き付け材、配管や空調ダクトに使われる断熱シート、板状に固く形成された石綿材などがあります。使われ方によって危険度が違い、危険度をきちんと調査したうえでアスベストが飛散しないようにしっかりとした対策を取る必要があります。

解体工事では、アスベストの使用の有無について事前に調査をして、その結果を工事場所に掲示しなければいけません。施主に対して書面で説明する義務もあります。これだけ厳しく規制されるほどアスベストの飛散は危険なのです。不明な点があれば解体業者にきちんと説明をしてもらってください。

 

 

| まとめ

 

1 作業重機の横転事故では死者が出ることも!

2 建築物の崩壊で隣地の家屋に被害が!

3 アスベストはきちんと対策を!



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