地価LOOKレポートが見やすい!

| 地価LOOKレポートってなに?

 

地価LOOKレポートは国土交通省が3か月ごとに実施・公表している地価動向調査です。全国の主要都市の街中の地下を対象にして前回の調査と比較しています。大阪では、西梅田、茶屋町、中之島西、北浜、心斎橋、なんば、OBP、新大阪、福島、天王寺、阿倍野、豊中、江坂の13地点が対象になっています。

平成20年から始まった新しい調査で、基準地価や公示価格、路線価よりも短期間で実施されていますので細かな動向が分かります。矢印の方向や色で地価の変化が一目でわかりますし、不動産鑑定士のコメントも載っていますので見やすくて楽しいです。

 

 

| 大阪の地価動向は?

 

平成30年の第4四半期の地価LOOKレポート(約6.3MB)が発表されました。地価の動向はどうだったのでしょうか?

全体的に取引価格やオフィス賃料が上昇しています。店舗の賃料は維持で、取引利回りは減少しています。3~6%の上昇で、前期の0~3%上昇よりも上昇率が高くなっていました。

福島、天王寺、豊中(千里中央)の住宅地では、マンションの分譲価格は上昇しながらもマンションの賃料は維持されています。特に豊中(千里中央)は地盤が良いので地震にも強いですし、梅田まで電車だと20分ほどで着きますから利便性が高く人気のエリアです。

西梅田、中之島西、北浜、OBP、新大阪の商業地はオフィスビルが中心で、不動産投資も積極的に行われています。茶屋町はこの10年ほどで若者の街から大学キャンパスや商業施設などの多様な施設のある地域に変わってきました。市街地再開発事業は今後も予定されているようですので、もっと発展するのかもしれません。

心斎橋、なんば、阿倍野の商業地は関西を代表する商業地域です。関西国際空港へのアクセスが良いので外国人観光客が多くなっています。百貨店やブラント店など商業施設が多く、飲食店が立ち並んでいて、繁華街として発展しています。需要が強いですから今後も地価は上がっていくのではないでしょうか。

 

 

| まとめ

 

1 地価LOOKレポートは見やすい地価情報!

2 3か月に1回の発表で最新トレンドをGET!

3 大阪中心地の総合評価は3~6%の上昇!



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