全国版空き家・空き地バンクが高機能化!

| 空家って増えてるの?

 

全国にある空家が増えてきていると耳にします。少し古い情報ですが、国土交通省によりますと2013年の空家の数は約820万戸、空家率は13.5%でした。大阪府の空家の数は約68万戸、空家率は14.8%です。1993年から2013年の間に約1.8倍に増加したそうです。

空家率が14%というと、だいたい7軒に1軒が空家ということになります。近所でどこかが空家になっているくらいの割合です。多いですね。空家で多いのは賃貸住宅で、空家の内半分強が賃貸用です。

問題になっているのは、今にも崩れそうなボロボロになった家です。景観上や防犯・防災上の問題があると言われています。このような長期不在や取壊し予定の住宅の数は約320万戸、割合は5.3%になっています。

このような利用できない住宅は取り壊すしかありませんが、長期不在・取壊し予定の住宅の中にはまだまだ利用できる住宅が約100万戸もあります。全国で600万戸近くの住宅が利用できるにもかかわらず使われていないのです。

 

 

| 空家対策としての空き家バンク

 

空家対策にはいろいろありますが、貸主と借主、売主と買主のマッチングを行うための空家登録制度を空き家バンクと呼んでいます。全国版の空き家バンクだけでなく、都道府県や市町村にも空き家バンクがあります。守口市(守口市空き家バンク)にもありますし、大阪府(大阪版空き家バンク)にもあります。

全国版空き家バンクは国土交通省がat homeとHOME’Sに業務委託しています。at home版HOME’S版では重複している物件が多いですが、異なる物件が載っている場合もあります。at home版よりもHOME’S版の方が登録物件数は多いようです。

ただ、全体的に登録数はかなり少ないです。といいますのも、貸主さんや売主さんはまず市町村の空き家バンクに物件を登録します。全国版の空き家バンクへの登録は、市町村の空き家バンクに登録→都道府県の空き家バンクに登録→全国版の空き家バンクに登録という流れになります。そのため市町村に空き家バンク制度がない場合には利用できないのです。

大阪府では20市町村が設置済みですが、例えば門真市や寝屋川市にはまだ空き家バンク制度がありません(門真市は設置未定、寝屋川市は2018年度中に設置予定)。

全国版に参加している市町村は、大阪府内では7市村だけです。登録物件数は、at home版で12件、HOME’S版で16件しかありません(2019年1月10日現在)

ところで、国土交通省は、地方故郷団体などが開示している土地(公的不動産)の売却や貸付情報を提供するためのポータルサイト、公的不動産(PRE)ポータルサイトを運用していますが、この公的不動産情報を全国版空き家バンクで利用できるようにしました。

全国版空き家バンクの利用促進のためというよりも、公的不動産ポータルサイトの利便性や検索性が低く利用しにくかったので全国版空き家バンクに取り入れたという方が正しいかもしれません。

登録物件数がほとんどなくてなかなか利用が進まない空き家バンク。登録件数をいかに増やして利用しやすくするかが今後の課題になりそうです。

 

 

| まとめ

 

1 空き家は全国で全住宅の約14%!

2 公的な不動産ポータルサイト“空き家バンク”!

3 空き家バンクの登録数が少なく利用しにくい!

4 公的不動産情報が全国版空き家バンクで検索可能に!



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