川の氾濫や土砂崩れにご注意を!

| 地震と降り続く雨

 

大阪では平成30年6月18日に震度6弱の地震がありました。この地震に続いてこの2~日は雨が降り続いています。地震で動いた地面が雨でやわらかくなっているようです。大雨警報・注意報は通常基準よりも引き下げた運用を行っている可能性があります。7月7日の夕方まで土砂災害に警戒してください。

京阪沿線では、平成30年7月5日22時55分に寝屋川市で大雨による土砂災害警戒情報が発令されました。それに伴って避難勧告が出されています。571世帯、1275人が対象になっています。

◯ 避難勧告地域

次の地域で土砂災害警戒区域にお住まいの方は避難所や安全な場所に避難してください。

・川勝町

・八幡台

・明和

・末広町

・成田西町

・成田町

・成田東が丘

・寝屋

・打上元町

・梅が丘

・太秦元町

・太秦中町

・太秦桜が丘

・太秦高塚町

・菅相塚町

・三井が丘

地域としてはこの辺りになります。寝屋川市の北東部です。

避難勧告が出ていない地域の方でも、危険を感じたら避難するようにしてください。

 

◯ 避難所

避難所は7か所あります。ご近所の方と声を掛け合って避難しやすい避難所へ。

東コミュニティセンター  高宮新町32-2

・西北コミュニティセンター 松屋町20-30

・東北コミュニティセンター 成田町3-3

・梅が丘小学校       梅が丘二丁目10-1

・宇谷小学校        宇谷町8-1

・第五小学校        成田西町2-3

・三井小学校        三井が丘三丁目7-3

 

雨は明日の午後まで降る予報になっています。淀川は駐車場まで浸水しましたし、寝屋川は昨晩橋桁の下まで水位が上がりました。今後の天気予報には十分にご注意ください。

 

 

| まとめ

 

1 寝屋川市で避難勧告発令!

2 避難所は7か所!

3 不安を感じたらすぐに避難を!



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京阪地域はこれから変わる?

| コンパクトシティの2つの機能

 

コンパクトシティは、商業地や行政機能を狭い範囲に集めて効率的な生活や行政を目指すことです。詳しくは“コンパクトシティは失敗する!?”“これからの地方はどうなる!?”“都市がスポンジなる!?”をご参照ください。

コンパクトシティでは大きく2つの機能を集めることで成り立っているようです。①居住地を集めた地域(居住誘導区域)、②都市機能を集めた地域(都市機能誘導区域)です。

京阪地域の守口市、門真市、寝屋川市は人口が密集していますので、市内ほぼ全域が居住誘導区域になっています。ですから、ここでは都市機能誘導区域について書きたいと思います。

 

 

| 守口市の都市機能

 

守口市では、長期的な人口減少と経済活動の縮小が懸念されています。また、密集市街地や住宅の老朽化問題も抱えています。そこで、立地適正化計画(コンパクトシティ構想)が作られました。

守口市の都市機能は、守口市駅周辺と大日駅周辺が中心になります。

1 守口市駅周辺

守口市駅周辺は西部都市機能誘導区域と名付けられ、土居駅から西三荘駅周辺までです。主に子育て支援機能(保育所や幼稚園など)と健康増進機能(ジムや運動施設など)が集められるようです。

特に、守口市駅周辺は商業機能(百貨店など)、教育文化機能(ホールなど)、地域交流機能を担う施設が誘導されることになっています。

2 大日駅周辺

大日駅周辺は東部都市機能誘導区域と名付けられ、大日駅から金田町・大久保町あたりまでです。主に、子育て支援機能(保育所や幼稚園など)と健康増進機能(ジムや運動施設など)が集められるようです。

特に大日駅周辺は商業機能(ショッピングセンターなど)、教育文化機能(図書館)が集められる予定で、金田町・大久保町には社会福祉機能(児童センター)や地域交流機能が集められる計画になっています。

 

守口市の現状を発展させて、より明確に都市機能を集中させる計画のようです。詳しくは守口市の立地適正化計画をご覧ください。

 

 

| 門真市の都市機能

 

門真市では5つの問題点を解決するために立地適正化計画が作成されています。5つの問題点は、①子育て世代の流出、②大規模商業施設・大規模医療機関などの不足、③都市機能と公共交通集積場所の乖離、④南部地域での高い自動車利用割合、⑤準工業地域における住工混在です。

門真市の都市機能は、門真市駅周辺、古川橋駅周辺、大和田駅周辺、門真南駅周辺、千石西町・東町周辺が中心になります。

1 門真市駅周辺

門真市駅周辺には子育て支援機能(保育所や幼稚園など)と大規模集客施設を誘導する区域です。現在ではイズミヤと個人商店が多くありますが、ここに大規模集客施設ができますと人の流れが変わりそうです。

門真市駅は京阪電車とモノレールのターミナル駅ですから、寝屋川・枚方方面や北摂方面からの集客も見込めるかもしれません。

2 古川橋駅周辺

古川橋駅周辺は門真市の中でも最も商業施設が多い地域です。ここに生涯学習複合施設を誘導する計画になっています。

現在でもイオンや金融機関、ルミエールホールなどの施設が多数ありますので十分だと思いますが、さらに生涯学習のための文化的な施設ができるとさらに人気が出そうです。

3 大和田駅周辺

大和田駅周辺は商店街があり、商業施設の多い地域です。天辻鋼球などの工場もあり、雑多な印象になっています。ここにコミュニティ施設を誘導する計画です。

私にはどのような形になるのか想像できませんが、あまり変わらないのではないでしょうか。

4 門真南駅周辺

門真南駅周辺には、現在でもいくつかの医療施設があります。これをさらに発展させて、医療モールを誘導するようです。

医療モールは小児科または産科を含む複数の診療科を有する医療施設のようです。大病院というよりも、数棟の建物の中にいくつもの医療施設が入っているようなイメージでしょうか。

門真南駅へ行けば病院があるということになれば、病院を探す手間や時間が減って便利でしょうね。

5 千石西町・東町周辺

この辺りは第二京阪沿いにライフがあります。大きな商業施設で、周辺の方はここで買い物を済ませているのではないでしょうか。また、門真なみはや高校もありますので、駅からは離れた地域ですが活気があります。千石西町、千石東町は主に住宅街になっていて、特に千石東町は落ち着いた雰囲気があります。

この地域は大規模小売店を誘導することになっていますが、今のところは現状維持を目指しているようです。

 

門真市では、門真市駅周辺と門真南駅周辺が変わりそうです。どちらも生活に便利になりそうですね。詳しくは門真市の立地適正化計画をご覧ください。

 

 

| 寝屋川市の都市機能

 

寝屋川市でも人口減少や少子高齢化が進行しており、人口構成が大きく変わるとの推測がなされています。近年は転出超過、特に2030代の若年層の転出が顕著になっています。このような人口減少に対応するために立地適正化計画が策定されました。

寝屋川市の都市機能は、香里園駅周辺、寝屋川市駅周辺、萱島駅周辺、東寝屋川駅周辺が中心になります。

1 香里園駅周辺

京阪電車の高架事業によって作られる高架下へ都市機能を誘導したり、駅前の立体道路制度を活用した駅前空間の高度化が計画されています。

中規模の商業施設、宿泊施設、伝統文化・芸能に関する教育文化施設が誘導されるようです。

2 寝屋川市駅周辺

寝屋川市駅周辺は、公共施設を集積し、交通アクセスを改善したり沿道への機能を導入したりする計画になっています。対馬江大利線の整備については以前の記事“寝屋川市駅への道路が変わる!”でお伝えいたしました。この道路が変わりますと沿道には生活に便利な施設ができるのでしょうね。

公共施設だけでなく、複数の診療科を備えた医療施設、大規模商業施設、子育て支援施設などが誘導される予定になっています。間違いなく寝屋川市の中心ですね。

3 萱島駅周辺

現在は商店街があったりスーパーがあったりする住宅地です。しかし、商店街はシャッター街になりつつあり、四条畷イオンが開店したことで人の流れが変わってきています。そこで、萱島駅から四条畷イオンへ続く萱島讃良線の段階的な整備やその沿道への都市機能の誘導が行われることになりました。

萱島駅周辺の商業施設は、王将やモスバーガーなどの飲食店やトップワールドや万代などのスーパーが主です。そこへ中規模の商業施設を誘導する計画になっています。毎日の買い物は近所のスーパーへ、休日は四条畷イオンへという流れが変わるかもしれませんね。

4 東寝屋川駅周辺

東寝屋川駅周辺は今少しづつ変わってきています。東寝屋川駅前線の整備が順調に進んでいて、駅前のイズミヤも移転する計画になっています。さらに、小中一貫校の設置、土地区画整理事業の活用などドンドン住みやすくなっていく地域ではないでしょうか。

さらに、中規模の商業施設、金融機関、複数の診療科を備えた医療施設、小中一貫校を含めた教育文化施設の誘導がなされる予定になっています。

 

寝屋川市では、寝屋川市駅周辺と東寝屋川駅周辺が大きく変わろうとしています。これからは暮らしやすい地域になって人気が出そうです。詳しくは寝屋川市の立地適正化計画をご覧ください。

 

 

| まとめ

 

1 守口市は守口市駅周辺と大日駅周辺が中心!

2 門真市は門真市駅周辺と門真南駅周辺が変わりそう!

3 寝屋川市は寝屋川市駅周辺と東寝屋川駅周辺に注目!



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コンパクトシティは失敗する!?

| コンパクトシティってなに?

 

コンパクトシティは、都市のドーナツ化現象にストップをかけるために、商業地や行政機能を狭い範囲に集めて効率的な生活や行政を目指すことです。

無駄な店舗をなくして生産性を向上させることで企業を元気にしたり、行政サービスを居住地の近くに持ってきて便利な暮らしを叶えたりすることが目的です。詳しくは“これからの地方はどうなる!?”や“都市がスポンジになる!?”を参照してください。

ところが思い通りにいかない例が多くあります。原因は何なのでしょうか?

 

 

| コンパクトシティの失敗

 

失敗例に挙げられているのは地方の中心都市です。たとえば青森市や富山市です。

1 青森市の場合

青森市は人口減少と少子高齢化で中心地の空洞化がかなり進んでしまいました。そこで、青森駅から郊外に向けて“インナー”“ミッド”“アウター”の3区域に分けることで、それぞれに特徴のある街づくりを進めようとしました。

インナーでは主に複合商業施設で商業を活性化させ、ミッドでは住宅地として人口を集約し、アウターでは自然環境を保護する取り組みです。

まず、一つ目の失敗は複合商業施設が儲からなかったことです。入店するテナントが少なく賃料不足で経営が悪化。青森市が債務を買い取りましたが市民が反発し、市長が退任してコンパクトシティ反対派が市長になります。これでコンパクトシティの計画は頓挫しました。

二つ目の失敗は地理的な問題です。在来線のある青森駅と新幹線のある新青森駅が4㎞ほど離れており、市民が新幹線の恩恵を受けられていないのです。解決方法として、公共交通機関を強化して利便性を上げようとしました。しかし、市長の交代でこれも頓挫します。

複合商業施設にしろ公共交通機関にしろ、箱もので何とかしようとしたことが失敗の根本的な原因だと言われています。

2 富山市の場合

富山市では自動車での移動が主なことから、①自動車を利用できない世代に利便性を提供すること、②CO2の排出を減らして環境を維持することを目標にしました。

自動車による移動に替えて公共交通機関による移動を促すため、廃線になるJR線を使って路面電車を走らせることにしました。環状線にしたりバス路線を増やしたりして利用者の利便性を図っています。これによってJRの頃よりも利用者は増えたとされています。

ところが、郊外に住む人たちはなかなか中心地へ戻ってきませんでした。その理由は、郊外にある大型ショッピングセンターと高齢者の土地への愛着です。

郊外の大型ショッピングセンターへは公共交通機関で行くことが困難であり、他方で十分な駐車場があることから土日には多くの人たちが自動車でショッピングに出かけています。富山市と合併した旧婦中町では大型の商業施設を誘致しており、郊外には住宅地も含めてすでに人の流れができていました。コンパクトシティ構想は、この流れを変えることができなかったのです。

また、高齢者たちは何十年と住んだ土地を離れて中心部へ移住する決断ができませんでした。中心部は家賃も高ければ駐車場代も高くなります。土地や家を買うとなればなおさらです。郊外でも自動車があれば今までと同じように生活ができますので、生活費の増加する中心部への移住を高齢者が望まないのも当然なのかもしれません。高齢者はより大きな利便性を手に入れるよりも生活費の維持を選んだのです。

 

 

| 京阪地域はどうなの?

 

京阪地域でもコンパクトシティ構想が進められています。守口市、門真市、寝屋川市、枚方市はコンパクトシティを実現するための計画を作成しています。

次回以降、守口市、門真市、寝屋川市の取組をご紹介します。青森市や富山市のように失敗しなければいいのですが…。

 

| まとめ

 

1 コンパクトシティは暮らしを便利にする!?

2 富山市や青森市は失敗!

3 京阪地域でもコンパクトシティ構想が進められています!



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相続税路線価が発表されました!

| 路線価ってなに?

 

路線価は1㎡あたりの土地の価格で国が定めた金額をいいます。路線価には2種類ありまして、相続税を計算する基準となる路線価と固定資産税を計算する基準となる路線価があります。

路線価が上がると良いことのように思いますが、相続税路線価が上がると相続税や贈与税が増税されますし、固定資産税路線価が上がると固定資産税が増税されてしまいます。意外に身近なところでの価格アップです。“ウチは相続税なんて関係ないや!”という方も2015年から相続税の対象が増えていますのでご注意ください。

 

 

| 平成30年の相続税路線価は?

 

平成30年7月2日に相続税の路線価が発表されました。全国的にみると前年比で0.7%上昇しています。3年連続のアップとのことです。

三大都市圏では、東京都が前年比4.0%上昇、愛知県が前年比1.5%上昇、京都府が前年比2.2%上昇、大阪府が前年比1.4%上昇しました。東京はオリンピックの影響でしょうね。

地方では、北海道が前年比1.1%上昇、宮城県が前年比3.7%上昇、広島県が前年比1.5%上昇、福岡県が前年比2.6%上昇していて、全国的に都市圏は路線価が上がっているようです。

注目は沖縄県!なんと前年比5.0%上昇しました!観光需要による開発が主な原因と言われています。

<都道府県別の主な上昇率>

東京都 前年比4.0%アップ

愛知県 前年比1.5%アップ

京都府 前年比2.2%アップ

大阪府 前年比1.4%アップ

北海道 前年比1.1%アップ

宮城県 前年比3.7%アップ

広島県 前年比1.5%アップ

福岡県 前年比1.1%アップ

沖縄県 前年比5.0%アップ(全国トップ)

個別地点では、東京都中央区銀座の鳩居堂前が4432万円/㎡と過去最高額を更新しています。

上昇率のトップはニセコ。道道ニセコ高原比羅夫線通りで、驚きの前年比88%上昇!スキーで人気が高まったことで外国人の需要が増えたようです。全国2位は京都市東山区の祇園です。前年比25.9%の上昇です。こちらも観光地として人気が出たようです。

全体的には、外国人旅行客の増加と投資用マンションの需要が路線価上昇の原因のようです。また、現在のような超低金利が続くと、土地やマンションの購入希望が多いままですので地価の上昇も続くと言われています。

 

 

| まとめ

 

1 路線価は国の定めた地価!

2 全国最高額は東京の鳩居堂前で4420万円/㎡!

3 上昇率トップは北海道のニセコで前年比88%上昇!

4 地価の上昇の原因は外国人旅行客の増加と超低金利!



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門真でキャンドルナイト開催!

かたい話題が続きましたので、今日はほんわかする話題を!

 

| ライトダウンキャンペーン

 

ライトダウンキャンペーンをご存知でしょうか?環境省が平成15年から行っているキャンペーンです。ライトアップ施設や家庭の照明を消して地球温暖化を防止しようという取り組みです。

平成30年は6月21日(夏至の日)と7月7日(七夕の日)に行われます。といっても、6月21日はもう過ぎてしまいましたね。記事にするのが遅くなって申し訳ございません。時間は20:00~22:00の2時間だけ。

過去に消灯した有名な施設では、東京タワー、東京スカイツリー、レインボーブリッジ、通天閣、大阪城などがあります。7月7日に実施予定では、参加施設数19,414施設、削減消費電力量約28万キロワットだそうです。すごいですね。

環境省ではキャンペーン用のポスターも準備されています。

ライトダウンキャンペーン

 

 

| 門真のライトダウン!

 

環境省の呼びかけに応じて、門真市でも啓発イベントを行います。その名も“かどま七夕キャンドルナイト”。門真市リサイクルプラザのライトを消してキャンドルの明かりをともします。琴、ハープ、ハーモニカなどの音色を楽しみながら、エネルギー消費について考える良い機会ではないでしょうか。

 

日 時 : 平成30年7月7日 19:00~21:00

場 所 : 門真市立リサイクルプラザ

門真市深田町19-5

入場料 : 無料

演奏者 : ヘルマンハープかすみ奏

加島智美

𠮷野卓三

展 示 : 大阪樟蔭女子大学

門真市立門真はすはな中学校

門真市立速水小学校

問合せ先: 門真市市民生活部環境政策課 06-6909-4129

 

 

 

| まとめ

 

1 エネルギー削減へライトダウン!

2 平成30年は約28万キロワットの削減!

3 門真市で七夕キャンドルナイト開催!



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