近畿地方は梅雨明け!

| 台風と梅雨前線から一転

 

平成30年6月28日頃から台風と梅雨前線の影響で、西日本で大きな被害を出した集中豪雨がありました。今もなお救助が続いています。

雨量の記録は、岐阜県郡上市で1214.5㎜を記録したほか、京都府福知山市で594.5㎜、兵庫県篠山市で617㎜と多量の雨が降りました。この雨によって人的被害や住宅等の被害が多く報告されています。死者は120名以上にもなります。亡くなられた方に心からお悔やみ申し上げます。また被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

山が崩れて土砂で家を巻き込んでいるイラスト

雨の被害は免れた京阪沿線の寝屋川市でも避難勧告が出され、土砂災害警戒情報が発令されました。それが7月5日の夜。それから1週間もたたずして梅雨明け宣言です。天候の変化が大きいですね。

 

 

| 平年よりも12日も早い梅雨明け

 

気象庁によりますと、近畿地方の梅雨明けはおおよそ7月21日頃です。この10年を見てみますと梅雨明けの時期は次のようになります。

2009年 8月3日頃

2010年 7月17日頃

2011年 7月8日頃

2012年 7月16日頃

2013年 7月8日頃

2014年 7月20日頃

2015年 7月24日頃

2016年 7月18日頃

2017年 7月13日頃

2018年 7月9日頃

最も早い年は2011年と2013年の7月8日頃。最も遅い年は2009年の8月3日頃。多いのは7月16日頃~7月24日頃の約1週間です。2018年は7月9日頃ですからこの10年間でもかなり早い時期に梅雨明けしたことが分かります。

実はまだ九州南部の梅雨明け宣言はされておりません。だいたい梅雨明けは南の方から、西の方からなのですが、今年は関東甲信越で6月29日に梅雨明けするなど異常な状態です。夏は大気が不安定で集中豪雨が発生しやすいですから土砂災害や河川の氾濫にご注意ください。

氾濫する川のイラスト

今年は海の日(7月16日)は夏らしさを感じることができるのではないでしょうか。

 

 

| まとめ

 

1 集中豪雨から一転して近畿地方は梅雨明け宣言!

2 この10年では梅雨明けが早い方!

3 集中豪雨による土砂災害や河川の氾濫にご注意を!



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