道路下の埋設物

| 道路の下には管がいっぱい

 

人の生活しているところには道路が網の目のように整備されています。通行だけでは勿体ないので、電柱や店の看板、有料の駐車スペースなど色々なモノに使われています。

見えるところだけでなく、普段は見えない道路の下にも様々なモノが埋まっています。電気、ガス、水道、下水道などが埋められていて、道路は多くの役割を果たしています。平成29年の8月23日には大阪の吹田市近辺で地下の送電線が破裂して大規模な停電が発生しました。復旧まで11時間ほどかかったそうです。これも地下だからなのでしょうか。

 

 

| 不動産売買での問題は?

 

土地・建物を売買するときに特に問題になる一つに埋設物があります。土地の価格が何億円も安くなる(?)廃棄物、建設工事がストップしてしまう埋蔵文化財だけではなくて、水道・下水道管の問題が多いです。以前にも書きましたが、自分のところの水道管が他人の土地の下を通っていたなどです。

道路の下の水道・下水道も問題になることがあります。家の前道が私道の場合は注意が必要です。私道の下の水道・下水道管は個人が所有し管理していることが多いのです。

ところが、水道・下水道管に公示の制度はありませんから、誰の持ち物かはすんなりとは分かりません。市町村の水道局(水道課)が把握していることもありますが、近隣住民に聞き取り調査をしないと分からないこともあります。ところによっては、私道の下の水道・下水道管の管理を所有者から市町村に移管して市町村が管理していることもあります。

仲介をする不動産屋はこのあたりもしっかりと調査しますから、不安なことがあったら仲介業者に相談してみてください。土地を購入して注文建築で家を建てる場合には特に注意してくださいね。水道を引くのに何百万円もかかった!となっては泣くに泣けませんから。

 

 

| まとめ

 

1 ライフラインは道路の下に!

2 埋設物は廃棄物や文化財だけじゃない!

3 前道が私道の場合には所有者・管理者に注意して!



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