| プロのようなお客さん
オープンハウスやモデルルームの見学が大好き!という方はいらっしゃいませんか?近所でオープンハウスをやっていると聞けば見に行かずにはいられない、新築戸建ての内装が終わったと思えば「ちょっと見せてもらっていい?」と声をかけたくてウズウズする。いますよね?マニアと言っても過言ではない人。物件広告の間取りを見るのが趣味という方に多いように思います。
このような方はどんどん目が肥えていきます。そのうちにどこがポイントかも分かってくるし、相場や立地も分かってきます。そこまでくると“どの物件がお得なのか”も把握していますので、いともたやすくお値打ちの家を買うことができそうです。
しかし実際は違います。このような方はいつまでたっても家を買うことができません。
| 家を買う人、買える人
プロのようなお客さんとは逆に、「家を買おうと思っているけどよく分からないから、とりあえず目についた不動産屋に問い合わせてみた」という方もいます。誰でも最初はそうですよね?このような方は知識もなければ目も肥えていません。でも、家を買える人はこのような人なのです。
とはいっても、担当者の口車に乗せられてホイホイと買ってしまった、ということではありません。もちろんそのような方もいらっしゃるのでしょうけど、担当者のトークを自分の家族構成や将来の展望、人生設計などと照らし合わせてちょうどいい家に辿り着きます。熱い気持ちで家を買いますから、満足度も高いです。
| 家を買う人と買わない人の違い
家を買わない(買えない?)人の特徴は“目が肥えていて冷静”です。物件をいろいろと見るうちに「立地はターミナル駅から徒歩10分のアレがよかった」、「周辺環境は開発分譲地のアレがよかった」、「間取りはあっちが最高だ!」、「やっぱり学校区は大事よね?」と物件に要求する基準がものすごく高くなっています。目の肥えた方の希望をすべて満たす物件はありません!
しかも冷静ですから、欠点が見えてしまう家に35年間ローンを払い続けることを想像すると気持ちが萎えてしまいます。これでは買えるものも買えませんよね?
家を買う(買える)人は、どこかで「えいやっ!」と思いきっています。勢いが違います。あまりにも冷静だと家は買えないものです。
| まとめ
1 目の肥えたお客さんが理想とする家はありません!
2 家を買うには熱い気持ちが必要!
3 勢いと直感を大切にしましょう!