安い土地の秘密♪

| 注文住宅には土地が必要!

 

注文住宅を建てたい!とお考えでしたらまず土地を探さなければいけません。ポータルサイトにもたくさんの土地が掲載されていますし、地域名と土地でGoogle検索をすると多くのサイトが見つかります。

同じような地域や広さでも中にはお値打ちの土地があります。もちろん、お値打ちには理由があります。

 

柵で囲われた土地(空き地)に「売地」の看板が刺さっているイラスト

 

 

| 相場よりも安い土地!

 

周辺の土地よりも安い価格で売り出されている土地には、それなりの理由があります。事故物件などその土地固有の理由ではなく、一般的な理由をいくつか挙げてみます。

1 地盤が悪い

建物の重さに耐えられないほど柔らかい地盤の場合は地盤改良が必要になりますから、その分だけお安くなります。地盤改良にかかる費用はピンキリです。100万円程度の出費で住む場合もあれば数百万円を覚悟しなければいけない場合もあります。地盤は見た目ではわかりにくいですから、その場所がどんな用途に使われていたのかをしっかりと調べましょう。近隣の住民の方に話を聞くのがおすすめです。

 

家の工事をする前に地盤の強度を調べている調査員のイラスト

 

2 土地の形が変

通常の宅地であれば、建物が建てやすいように正方形や長方形になっています。反対に、三角形や長細い土地は宅地として有効に使える面積に制限がありますので人気がありません。つまり、安くなっているというわけです。

3 接道の条件が悪い

長方形や正方形の土地で、土地の一辺が広い道路に接しているならば問題ありません。しかし、中には接している道路が極端に狭い場合があります。建築基準法では幅4mの道路に2m以上接していなければなりません。たとえば、幅2mの道路に面している土地の場合、道路の中心線から2m後退したところからしか宅地として利用できません。その分だけ土地を利用できませんから安くなります。

4 土地が傾斜

土地の一部や全体が傾斜している場合があります。土地が平らでなければ建物を建てられませんから、平らにするために盛土をしなければいけません。そのための費用が最初から引かれて安くなっています。

5 旗竿地

建築基準法の接道条件(幅4mの道路に2m以上接道)をクリアしていても、2mしか接道していなければかなり細長い通路のような土地ですよね。その通路の先に長方形や正方形がくっついている形の土地を旗竿地といいます。旗のような形をしていますからそのままのネーミングです。日当たりが悪い等の理由で人気がなく、安くなっています。

以上をまとめますと、“地盤がしっかりした整形地で道路に十分に接していた平らな開放感のある土地”が人気があって高価な土地です。欠点があるほどに人気が落ちていき、“三角形で土地が傾斜している軟弱地盤の土地”などは安くなりますね。このような土地でもうまく活用して素晴らしい家を建てたいものです。

 

 

| 安い土地も設計次第!

 

土地の形が悪かったり旗竿地だったりしても、設計次第で満足できる建物を建てられることがあります。

三角形の土地でも角の部分を駐車・駐輪スペースにして活用したり庭にして家庭菜園を楽しんだりすることができます。傾斜地でも高台にあれば平地にはない絶景を楽しめます。旗竿地は、道路から離れている分だけ車の音や人声は軽減しますし、道路からは直接見えませんのでプライバシーが保たれます。日当たりも中庭を作るなどして開放感のある家にすることもできます。

 

家やお店の中から桜の花を見る、インドア花見をしている人たちのイラスト

 

たとえ安い土地で人気がなくても、あなたが素敵なお家に住んで素敵な生活ができればいいのです。あなたにぴったりのお家は安い土地でも実現可能です。麻田不動産ではこのような人気のない土地でも買主さんのご要望に応えられるよう日々精進しています。

 

デザイナーがデザインしたような、おしゃれな家のイラスト

 

 

| まとめ

 

1 お値打ちの土地には理由があります!

2 人気のない土地はいろいろ!

3 設計で土地の短所を長所に!



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