双眼鏡のポイント!

本日は私アシュラの休日(水・木定休)ですので仕事の話ではありません。ゆる~い話題です。今回は双眼鏡のことを書いています。

| 遠くを見る道具

遠くを見る道具と聞くとどんなモノを思い浮かべますか?天体望遠鏡?野鳥やコンサート用の双眼鏡?
私は“星空”や“舞台”を見るときや“展覧会”へ行くときに双眼鏡を持っていきます。展覧会というのがちょっと意外だったかもしれません。展覧会の展示物って近くにありますよね。遠くを見ることは少ないです。でも実は近くが見れると便利なんです。そしてそんな用途にぴったりの双眼鏡があるんです! 下の方でご紹介しています。

| 双眼鏡の基礎知識

双眼鏡をインターネットで検索してみるとたくさんヒットしますよね。いやもうホントに多数ヒットします。Google検索だと2840万件のヒットです(2017.6.29現在)。これらをすべて見るわけにはいきません。「じゃあ、カタログで!」と思ってメーカーのカタログを見ても見慣れない言葉や数字が並んでいて何が何だかわかりません。そこでアシュラが大切だと思う双眼鏡の基礎知識(シーン別)を書きたいと思います。

“双眼鏡の基礎知識”なんていうと大げさですが4つだけです。“双眼鏡の大きさ”“倍率”“対物レンズの大きさ”“価格”です。

(1)“双眼鏡の大きさ”はまず持ってみて!
手に持って「重い!」「大きい!」と思わないサイズがベストです。双眼鏡は手に持って覗きますから腕が疲れるものは避けた方が無難です。持った時に軽いと感じるくらいがちょうどいいです。男性なら300~500g、女性なら200~400gくらいでしょうか。
一般に、棒を二つくっつけたようなH型のもの(ダハ式)は、昔ながらの双眼鏡の形のもの(ポロ式)よりも小型・軽量ですが高価になります。ポロ式と仕組みは同じですが少し小型の“逆ポロ”といわれているものもあります。ポロ式の小型双眼鏡は大体コレです。

(2)“倍率”には要注意!
倍率は高い方が高性能!と思われている方!要注意です。倍率は高くなるほど大きく見えますが、映像は暗くなり手ぶれが大きくなってしっかりと見えません。6~10倍くらいのものが使いやすいです。ズームは暗いのでおすすめしません。
星   座 : 7~8倍
観   劇 : 6~8倍
コンサート : 8~10倍
観劇とコンサートは会場の広さと好みによって決めてください。バードウォッチング(鳥見)は…ごめんなさい、分かりません。ニコンの8×30や高級機カールツァイスが人気みたいです。スポーツ観戦も門外漢ですのでご案内できません。すみません…

(3)“対物レンズの大きさ”が最も大切!
双眼鏡の大きさと直結します。対物レンズが大きくなるほど双眼鏡のサイズも大きくなります。そして、対物レンズが大きくなればなるほどよく見えます。つまり、対物レンズが大きいほど明るくくっきり見え(集光力)、細かいところまではっきり見えるようになるのです(分解能)。これは双眼鏡の命です!ホントです!体力と財力とかばんのサイズが許す限り、対物レンズの大きなものがおすすめです。
(集光力と分解能が最も大切)
星   座 : 40~50㎜
(舞台の上は意外に明るいので小さくてもOK)
観   劇 : 21~32㎜
(アーティストの仕草まで見たいなら大きめを!)
コンサート : 25~32㎜

(4)“価格”はあなたの財力次第!高級機はすごい!
これはピンキリです。1000円程度から数十万円まで様々です。対物レンズの大きさや双眼鏡の形(ポロ式かダハ式か)によっても変わります。
高額な光学メーカーとして有名なのは、カールツァイススワロフスキーライカでしょうか。軒並み10万円を超える価格です。憧れのメーカーで見え方はすごいらしいですが、一般人には手が出ません。(最近、カールツァイスがTERRAという4~5万円の双眼鏡を売り出していて気になってます。)
そこで国内メーカーですが、筆頭はニコンですね。他には、フジノンビクセンキヤノンコーワオリンパスリコー(旧ペンタックス)、鎌倉光機などなど。キヤノンの防振双眼鏡はいいみたいです。私の場合、どのメーカーでも実売価格1~3万円くらいのもので満足できます。

| アシュラの双眼鏡

私の愛用する双眼鏡をご紹介します。

1 MINOLTA ACTIVA 8×40WP FP (購入価格約1.5万円)

ミノルタの双眼鏡事業はケンコーに譲渡されましたが、購入当時はまだ作っていました。ポロ式双眼鏡です。倍率は8倍で対物レンズが40㎜です。防滴なので重いです。視野が広く星座を見るときに使っています。

2 PENTAX PapilioⅡ 6.5×21 WF (購入価格約1万円)

こちらが冒頭に書いた、近くも見られる双眼鏡です。50㎝くらいのところまで見ることができます。メーカーによると革新的な機構が付いているそうです。説明を読んでみましたが、文系の私には全く理解できない内容でした。逆ポロ式双眼鏡です。対物レンズが20㎜程度の双眼鏡の中では大きめのサイズですが、使い勝手の良さから観劇や展覧会(美術展や博物展)に使っています。絵画の細かな筆使いや焼き物の微細な部分を見ると感動します!

| まとめ

1 双眼鏡の使い道は色々あります!
2 対物レンズの大きさが重要!
3 用途によって使い分け!

 

ホームインスペクション(住宅診断)では不動産屋も双眼鏡を使います。屋根の劣化具合や軒下のひび割れなどを確認するためです。一度、双眼鏡を使ってご自宅の状態を確認してみてはいかがでしょうか?

本命の記事よりも長くなってしまいました。社長に怒られる…明日が怖い…

 



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